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クニさん、最もフォトジェニックな存在に!
 日本国内はもちろん、海外でも二輪、四輪によるレース、ラリーの撮影で広く活動している報道写真家によって組織される「日本レース写真家協会(JRPA)」は、2005年より“その年一番のフォトジェニック”を選ぶ「JRPAアワード」を会員の投票により決定している。

 JRPAアワードは「記録や戦績だけでなく、むしろその競技に於いていかにフォトジェニックで、フォトグラファーの写心をくすぐる存在であるか」で決定。競技スタイルや立ち振る舞いがフォトグラファーにとって魅力的であり、常に話題や撮影機会を提供し得る存在であり「いかに“アツく”してくれるか」と言う視点で選ぶ賞となっている。

フォトグラファーに対してのみならず、すべてのモータースポーツ界の仲間、そしてファンに対しても優しく、愛される存在であり、長年に渡る協力に感謝を示して「JRPA 50周年アワード」が授与された“クニさん”ことTEAM KUNIMITSU 高橋国光総監督。


 そんな2020年のJRPAアワードは、大賞に「TEAM SUZUKI ECSTAR」と「山本尚貴×牧野任祐」が選出された。

「TEAM SUZUKI ECSTAR」選出理由:コロナ禍の中で7月にスタートしたMotoGP。テストも満足にできない状態で始まった厳しい戦いの中で、もっとも存在感をアピールしたのがTEAM SUZUKI ECSTARだった。四か月半で14戦という短期決戦でジョアン・ミルがタイトルを獲得。チームメートのアレックス・リンスが総合3位になり、スズキ創業100周年という記念すべき年に華を添えた。史上初の無観客レース。選手にとって、そしてレースファンにとっても忘れられない一年となったが、そのレースシーンを切り取るカメラマンのファインダーの中心には、いつもTEAM SUZUKI ECSTARがいた。
「山本尚貴×牧野任祐」選出理由:2020年TEAM KUNIMITSUに加入した牧野任祐選手と大先輩である山本尚貴選手のコンビ。二人はシーズンを通じて常に撮られることを意識し、我々フォトグラファーにも大変協力的でありフォトジェニックな存在となった。またドラマチックな最終戦で感動の涙を流し、多くのシャッターチャンスを提供してくれた。


 また、今回はJRPAが2021年に創立50周年を迎えるにあたり「50周年アワード」も選出されることに。JRPA50年の歴史において、最もフォトジェニックな存在に贈られるこちらの賞は、日本人として二輪ロードレース世界選手権で初めて優勝を飾り、四輪転向後もF1グランプリスポット参戦、自チームを率いてのル・マン24時間クラス優勝を成し遂げるなど、日本のモータースポーツの歴史を作ってきた存在であるTEAM KUNIMITSU 高橋国光総監督が選出された。

日本レース写真家協会
http://jrpa.org/







2021/01/14掲載