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野佐根がマシン、タイヤ、サーキットなどすべてが新しい世界へ踏み出す


 全日本ロードレース選手権JSB1000クラス・チャンピオンを獲得したヤマハの野左根航汰は来シーズン、GRT Yamaha WoldSBK Junior Teamより市販車をベースとするマシンで争われる世界最高峰のレース、FIM スーパーバイク世界選手権(WSBK)に参戦。その2021年シーズンに向けた各チームのテストがスペインのヘレス・サーキットで行われ、野左根はWSBK仕様のヤマハYZF-R1で初走行を行った。

 2日間のテストで野佐根は初日から着実に前進。2日目はラップタイムを大きく更新し、実りのあるテストを終了した。走行周回数は全143周、ラップタイムは10位だった。


野左根航汰のコメント
「自分にとっては、何もかもが初めての経験でした。マシン、タイヤ、サーキットなどすべてが新しく、最初はかなり不安だったのですが、2日間の走行のなかで少しずつペースを上げていくことができました。非常に充実した、効果の高いテストになりました。コロナウイルス感染症が拡大するなかで、このテストに参加できるかどうか、なかなか確定しませんでしたが、幸い参加できることになり、このように非常に貴重な経験をすることができました。GRT Yamahaのみなさんが温かく迎えてくれて、ガレージ内の雰囲気は最高です。彼らが全力で支えてくれるので、自分もベストを尽くし、良い結果や自分の成長で応えたいと思いました。チームメイトのギャレット・ガーロフ選手も優しく接してくれます。楽しい会話ができたことも、この2日間の貴重な経験のひとつです。来シーズンは集中して学び、最大限に進化し、目標達成を目指したいと思います。そのためにベストを尽くすとともに、英語の練習も頑張ります」







2020/11/24掲載