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史上初“同着優勝”という伝説的レースのノーカットDVDが新価格版に

 1990年初頭の全日本ロードレース選手権シリーズGP250クラスは、ホンダとヤマハのトップを担う岡田忠之と原田哲也による、後に世界のトップライダーとなる二人の熾烈なライバル対決が繰り広げられていた。1992年シーズンは第3戦0.002秒、第4戦0.550秒、第5戦0.074秒、第7戦0.001秒という僅差のリザルトが続く。そして第6戦の鈴鹿でもサイド・バイ・サイドのトップ争いを展開する岡田と原田。接戦はそのままラストラップに突入。最終シケインの進入で原田が前に出るが岡田も食らいつき、完全な並走状態でチェッカー。両者のタイム差は0.000秒。闘いの決着は写真判定でもつかず、史上初となる同着優勝という伝説的なレースが生まれた。

 そんなレースのノーカット映像を収めたDVDが新価格版となって10月24日(土)に発売される。本編約50分の他、現役を退いた後のお互いの関係性やレース観を語るなどの特典映像(24分)あり。藤原らんか描き下ろしのアートカード封入。2,420円 (税込)。


ウィック・ビジュアル・ビューロウ
http://wick.co.jp

「1992鈴鹿同着【新価格版】 全日本ロードレース選手権 第6戦鈴鹿大会 GP250cc」







2020/10/08掲載