ドゥカティジャパンは、2020年6月にイタリアで発表されたハイパーモタード・ファミリーのニューモデル「新型ハイパーモタード 950 RVE」の日本導入を正式決定、メーカー希望小売価格と発売日を発表した。
　

　

　モデル名「Hypermotard 950 RVE（ハイパーモタード 950 RVE）」のメーカー希望小売価格は、消費税込みで1,789,000円、発売日は、2020年10月2日（金）と決定。

　RVEバージョン最大の特徴となっている“グラフィティ”カラーリングは、2019年のコンコルソ・デ・エレガンツァ・ヴィラ・デ・エステに出展されたハイパーモタード950コンセプトの印象的なグラフィックがインスピレーションの源となっているという。

　2020年6月15日 ボルゴパニガーレ（イタリア、ボローニャ）においてドゥカティを代表する“ファン・バイク”、ハイパーモタード・ファミリーに新たな仲間が加わった。それは、スタンダードバージョンのハイパーモタード950と、トップバージョンのハイパーモタード950 SPの中間に位置するモデルで、ストリートアートにインスピレーションを得た“グラフィティ”と呼ばれるカラーリングを纏っていた。このニューモデルは、2019年にコモ湖（イタリア）のチェルノッビオで開催され、クルマやモーターサイクルのエレガンスさ（見た目の美しさ）を競うコンクール、コンコルソ・デ・エレガンツァ・ヴィラ・デ・エステに出展され、アワードを受賞したハイパーモタード950コンセプトをベースにしているという。

　コンセプトバイクと同一の製造品質を量産モデルに適用するには、塗装工程においては、非常に薄いスライド・デカールを採用するなど、高度な職人技を駆使して非常に複雑で手間のかかるプロセスを経る必要があったという。その結果、エアブラシペイントと同等の仕上がりが生み出されるのだ。また、印象的なグラフィックに加えて、このニューバージョンでは、標準装備のアップグレードも実施されている。
　
　ハイパーモタード950 RVEには、ドゥカティ・クイック・シフト（DQS）アップ／ダウンEVOを搭載して、エレクトロニクス・パッケージを強化。その他の標準装備には、スライド・バイ・ブレーキ機能付ボッシュ製コーナリングABS（シングルモード設定）、ドゥカティ・トラクション・コントロール（DTC）EVO、ドゥカティ・ウィリー・コントロール（DWC）EVOなどが含まれている。
　
　ハイパーモタード950 RVEには、937ccの2気筒テスタストレッタ11°エンジンが搭載されている。このパワーユニットの最高出力は114ps/9,000rpm、最大トルクは9.8kgmを発生。3,000rpmという低回転域から最大トルクの80％以上を発生することにより、サーキットのスポーツ走行やワインディングロードだけでなく、毎日の市街地走行でも最高の走る楽しみを提供してくれるはず。

　ハイパーモタード950ラインナップのトップバージョンであるハイパーモタード950 SPには、レーシング・グラフィック、ストロークを延長したオーリンズ製サスペンション、マルケジーニ製鍛造ホイール、ドゥカティ・クイック・シフト（DQS）アップ／ダウンEVOなどが採用されている。
　

　

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