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新型S 1000 RRで全日本、鈴鹿&セパン8耐に参戦


 BMW Motorradは「TONE RT SYNCEDGE4413 BMW」をオフィシャルサポートチームとして昨年に引き続き今年もサポートすることを発表。同チームは全日本ロードレース選手権に今年新設されたST1000 クラス、鈴鹿 8 時間耐久とセパン8 時間耐久のスーパーストッククラス(SST)に参戦する。2016年から参戦を続けている鈴鹿8耐は、今年から新型S 1000 RR(エス・セン・アール・アール) を初めて投入。

 山下祐チーム監督は「新型 S 1000 RR は、超強力なエンジンを誰でも使えるように電子制御が作 り込まれています。同様に車体もどこまでも破綻しないように作り込まれており、さらに質感にもこだわっ た特別なマシンを操っているんだとの所有感を満たす高級感あふれるマシンへと進化したことがよく分か ります」とコメント。

 高村嘉寿チーフメカニックは「昨年のマシンよりス トレートで10 キロ以上速い。これは同じ排気量としては驚異的な数字です。データロガーを見ても、素晴らしく速いマシンでした。車体にネガティブな要素は見当たらず、ブレーキも気温30度のツインリンクもてぎでノー・メンテナンスで 2 日間走ることが出来ました」と、組みあがったマシンのシェイクダウン時の模様をコメント。

 この新型マシンのポテ ンシャルを最大限に引き出し、全日本ST1000 クラスでの優勝と鈴鹿 8 耐 SST 連覇を目標に、BMW と共に頂点を目指すという。

BMW Motorrad Japan
http://www.bmw-motorrad.jp

2020/06/29掲載