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サイン・ハウスがFANTICの電動アシスト自転車“ISSIMO”を国内導入

 FANTICの国内での取り扱いを行っているサイン・ハウス車両事業部が、FANTICの電動アシスト自転車“ISSIMO(イッシモ)”の最新モデルの国内導入を発表した。

FANTIC ISSIMO FUN。
FANTIC ISSIMO URBAN。

 
 1968年に創業したイタリアのバイクメーカーFANTICでは、2015年からe-Bikeのラインナップも追加。それまでのバイクの開発やレースで培った技術を反映させたe-MTBのXF1 Integra シリーズの他に、気軽にストリートでの使用を楽しむことができる「ISSIMO」の販売なども行ってきた。FANTICでは、これまでも様々なバイクをラインナップしてきたが、過去にはISSIMOはエンジンを搭載した自転車、モペッドとしてラインナップされていきた。現在は、その名称とスタイルを受け継ぎ、電動アシスト自転車として誕生。他にはない個性的なスタイルで人気を博し、2019年には、世界で最も権威のあるユーロバイクアワード2019を受賞している。

 今回発表されたISSIMOで採用されたモーターは、日本仕様で開発され、日本の電動アシスト自転車の法規に適合するもので、搭載する電池はeMTBと共通であり、このクラスとしては最大級といっていい630whのリチウムイオン電池を搭載。アシスト状態で70~120㎞の走行可能が可能という。ディスプレイには走行距離、速度、走行モードやアシスト走行可能距離、消費カロリーやバッテリー残量など、様々なデータを表示可能。
 ギアにはe-Bike専用に開発されたシマノ製ハブギア「Inter-5E」を採用。シマノ製の強力な油圧ブレーキも搭載し、32kg強と決して軽くはない重量を安心してコントロールが可能だ。4インチワイドタイヤはあらゆる地形での安定性を向上、80mmストロークのサスペンションフォークでさらなる快適性を向上させている。フロントとリアには同時点灯するLEDライトを装備している。

 ラインナップは、よりスポーティにオフロード走行も可能としたトレッドタイヤを装着、ミニマムなフェンダーなどアグレッシブなデザインの“ISSIMO FUN”、都市内での日常的な走行を目的としたロード用タイヤを装着、汎用性の高い一体型のラゲッジキャリアを標準装備する“ISSIMO URBAN”の2タイプ。メーカー希望小売価格はともに、税込み396,000円。

FANTIC ISSIMO FUN。フロントとリアには同時点灯するLED ライトを搭載。
FANTIC ISSIMO URBAN。フレーム部分を彩るカラフルなオプションパネルの設定もあり。

 
●主要諸元
 モーター:Bafang M500(最大出力250W、トルク80Nm)
 バッテリー:リチウムイオン電池(36V、630Wh)
 フォーク:ZOOM Fat 20″ アルミニウム、80mmトラベル
 グループセット:シマノNexus 5 speed
 ブレーキ(前/後):シマノ油圧ディスクブレーキ、Tourney TX 180 mm
 ホイール:Gipiemme 20″ FAT
 タイヤ:VEE-TIRE Co – 20″X4″ Mission Command(ISSIMO FUN)、Speedster(ISSIMO URBAN)

■サイン・ハウス車両事業部(TEL03-3721-1770 https://fantic-ebike.jp/

2020/05/27掲載