特集
Go AheadⅡ
己と向き合うとき
DT1/GS400/Z1000J/GX750/CB750F
2020年・春。ライダー達はかつて経験したことがない状況下にあります。この号が発売される時期は、まだ「バイクで旅に出掛けよう」という気運ではないでしょう。
そんな時は「いつか思い切り走る自分」を想像し、思いを膨らませたり、過去の体験や写真に自分を投影するのもいいかもしれません。
遠くない未来には、また徐々に出かけられる時が来るはずです。その時には改めてバイクとの対話を楽しむ、ソロでの走りはいかがでしょうか。人とのディスタンスは取りつつ、愛車とのディスタンスを縮める。自分と愛車という、乗る事の原点に立ち返るいい機会だと思いたいですね。
走り続けるのが、ライダーです。
特集の後半では「自宅で楽しむバイクライフ」もご紹介。読書、カタログ探索、DVD視聴、模型製作、メンテナンスはもちろん、自宅前でちょっと楽しんだり、バイクでエクササイズも! ご自分なりの「バイクと向き合う過ごし方」を見つけてみてください。
市川 仁が絶版車を斬る HONDA CB750F
国内外のあらゆる絶版車を、国際A級ライダー市川 仁がサーキットにてインプレッション。1979年に発売され、現在でも多くのオーナーが元気に走らせているCB750F。ホンダ直列4気筒750としては第二世代となります。エンジンがDOHC4バルブとなり、走りはどう変わったか。当時の話も交えて再検証します。今回の車両はシリーズの中でも最初期となるCB750FZ。後のモデルとの違いも興味深いですね。
THE〝FACTORY STOCK〟1979 Z1000Mk.Ⅱ
人気絶版車のオリジナル度の高い車両を紹介する「ファクトリーストック」。こちらも現在大人気のカワサキ角Zです。Z系エンジンシリーズの最終モデルとして登場。その中味は「一世代違う」と思わせるほど刷新され、角張ったスタイルも個性的でした。今回の車両はその中でもさらに珍しいイギリス仕様で、細部を見ると北米仕様とは明らかに異なる箇所があり、大変興味深いです。さらに他のヨーロッパの地向地仕様とも違っていたりして…。現存するフルオリジナル車両は、とても貴重です。
マニアックバイクコレクション
毎回ウイットに富んだ語り口で数々ある名車(迷車?)のツボを紹介する名物コーナー。映画のタイトルでも見かけることがある「第3の~」とは、もしかしたら特別な存在なのかもしれません。バイクでも大体その次はもうフルモデルチェンジしちゃいますもんね。実は「3」が名前に付くモデルは多かったんだと、驚いてしまいます。
「雨は これから」東本昌平 第55話「お花畑で踊っちゃダメ」
「モラトリアム」という一言で片付けられるものではない。が、猶予期間はどの「歳」においてもあるのだろう。
だから周りよ、生暖かく見守ってくれ。
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