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鈴鹿市役所にスーパーカブC100が9月30日(金)まで特別展示中 
特別企画展「スズカブ」は見事なネーミングです。

鈴鹿製作所第1号機が里帰り! 

 鈴鹿市制施行80周年と鈴鹿サーキット開場60周年を記念し、市役所の1階ロビーで特別企画展が5月25日にスタートしました。展示されているスーパーカブは、鈴鹿製作所で生産された完成車第1号機で、本田宗一郎氏が鈴鹿市に寄贈したものです。その後、栃木県のHondaコレクションホールで保管されていました。今回の特別企画展で鈴鹿市に里帰りしました。

 ホンダ社報によると、鈴鹿製作所で完成車として生産されたスーパーカブC100は、1960年8月10日に第1号機がラインオフしたと記述されています。鈴鹿製作所では1991年までスーパーカブシリーズを生産しました。その数約1,500万台になります。その後は熊本製作所に生産移管されました。

62年の時を経ても良いコンディションに保たれています。スペックボードを見ただけで、Hondaコレクションホールで展示、管理されていたことが分かります。
鈴鹿市と鈴鹿サーキットの歩みと、スーパーカブ誕生から国際格式の鈴鹿サーキット開業が世界に与えた影響を分かりやすく解説しています。


【鈴鹿市役所の案内】
機会がありましたらぜひご覧ください。駐輪スペースもあります。夏季休暇の際は、ホームページなどで開庁しているかどうかを確認してください。

住所:三重県鈴鹿市神戸1-18-18
開庁時間:8時30分~17時15分、9時~12時(日曜。土・祝は休み)
https://www.city.suzuka.lg.jp/index.html

1962年に製作された本田技研工業の会社案内映像「This is HONDA」を見ることができます。この映像には、当時の鈴鹿製作所でスーパーカブがどのように生産されていたのかをじっくり見ることができます。エンディングで鈴鹿製作所から海外に輸出するためにトラックにぎっしりと積み込まれたシーンは圧巻の一言。この映像は、NPO法人「科学映像館」のホームページから検索して見ることができます。
5月30日(月)に、スーパーカブ110 <60周年記念車>で鈴鹿市役所を訪問しました。このスーパーカブは熊本製作所の生産で、まだ里帰りしたことがありません。一度は、熊本の地をこのカブで走りたいという思いが湧きあがってきました。※写真をクリックすると大きく見ることができます。


(レポート:高山正之)







2022/06/08掲載