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ミスター・バイクBG 2021年12月号、11月12日発売!

特集

HeartBeat

カワサキ400

         
Z400FX Z400GP
GPz400/F GPz400F-Ⅱ


1970年代末から1980年代中期まで、最も「バイクの姿」が変わった激動の時代に生まれたカワサキ空冷4気筒400ccモデル達。

同系のDOHCエンジンでありつつ、次々と登場した他社のライバルに呼応しながら、その中味は実は細かく変わりました。車体周りも然り。つまり世代が移行していったのです。


Z400FX、Z400GP、GPz400/F/F-Ⅱ。この3モデルを好きになるライダーの世代も明らかに異なり、当時は「目の前のシーン」を堪能しました。

「あの頃」は何だったのか。そして走りの違いはどこにあるのか。今改めて乗ると、見えてくるものがあります。








市川 仁が絶版車を斬る
HONDA CBR600RR(2007)

ボディはコンパクトで、エンジンは超高回転仕様のハイパワー。「扱いきれるスポーツモデル」として長年人気を博した600~650ccロードスポーツは、欧米ではミドルクラスとして捉えられてきました。

一方日本市場では、1990年代に大型免許が教習所で取得できるようになった事も関係し「最大排気量信仰」からそれぞれの排気量クラスの魅力にも目が向くようになり、600~650ccロードスポーツも徐々に人気が向上。2000年代に入ってからは各メーカーから次々とスーパースポーツモデルが登場し、「どのモデルにしよう?」と嬉しい悩みとなるほどに、ラインナップは充実。

その中で先駆者といえるCBR600RRは2007年に登場。ニーズに呼応しながら様々なモデルチェンジを果たしました。

今回登場するのは、2007年型。従来型よりもシート高は低くなり「よろ扱いやすくなった」とされるモデルの、サーキットでの実力やいかに?








THE〝FACTORY STOCK〟
1969 HONDA CB750FOUR K0

1969年のK0から、1976年のK6まで継続して生産されたホンダCB750FOUR。名車であるがゆえに、なおさら各型式の詳細部分に関して知りたい欲求が高まるモデルです。その中で車体のカラーリングも興味の対象に挙げられるでしょう。何とシリーズと通じて(国内仕様、輸出仕様合わせて)16ものカラーリング呼称が存在していたのです。

初期モデルであるK0のカラーリング設定は、キャンディブルーグリーン、キャンディルビーレッド、キャンディゴールド3種類でした。その実際の色味はどうなのか。純正オリジナルの車体は、生まれた年からこれまでの時間の分、経年変化があります。

それも味わい深いですが、新車時はどうだったのか知りたくなるのも、自然な思いといえるでしょう。今回のK0は、正にそれを実感できる、奇跡的に新車時のコンディションが保たれた車両なのです。 








マニアックバイクコレクション

機能性パーツのカタマリといえるバイク。ライダーはそのメカニズムに惚れ込み、オーナーとなる場合も決して少なくありません。新しい時代が来たことを感じさせる画期的なものもあれば、ちょっとした工夫が見られたり、中には1モデルだけに設定されたシステムや装備もあったりして、バイクの歴史を彩ってくれました。そんな数多くの名車の中から、筆者が「へー」と感心する機能を持った数台を紹介。動力部分だけではなく、仕様が選択できたり、オーナーがディメンションを変えられたり……アイディアに満ち満ちていたんですね!








そろそろ本気で注目したい’90S&’00S

今回巻頭特集では、1970年代末から1980年代半ばまでのカワサキ空冷4気筒400ccモデルが登場していますが、この仕様が1989年のゼファーによって甦ったのは皆さんご存じのとおり。それをきっかけに「ネイキッドブーム」が起き、250~1300ccまで新たに多数のモデルがラインナップされるようになりました。

中には、既存のスポーツモデルのエンジンを流用した水冷モデルも。そのカワサキ400のゼファーと並ぶ代表格が、ZRXといえるでしょう。空冷ではなく水冷。その魅力はどこにあるのか。

このモデルがデビューした時をリアルに体験した筆者・ノア セレンが、語ります!








「雨は これから」東本昌平 第73話「獣道ゴーゴー」

若いライダーは「予想外」のことをしてくれる。そして思うのだ。固定概念とは何ぞや。


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2021/11/11掲載