アメリカ最古のモーターサイクル・ブランドである「INDIAN(インディアン)」、昨年のインターモトで発表されたFTR1200シリーズが注目を浴びている。3年連続チャンピオンに輝いているダートトラックレーサー・FTR750をイメージさせつつ、インディアンの伝統やクラフトマンシップを受け継いだモダンなマシンは日本にも上陸を果たし、ファンを増やしている。
これまでインディアンの輸入・販売を行っていたホワイトハウスから業務を引き継ぎ、10月より新たなインポーターとなったポラリス ジャパンは、インディアン・ブランドを傘下にもつアメリカのポラリス・インダストリーズの日本法人。同社が12月4日、オープンしたばかりの横浜ハンマーヘッド(新港ふ頭客船ターミナル)において「第一回 FTRオーナーズミーティング」を開催。関東エリアを中心に12台のFTR1200シリーズが集結し、同じバイクをもつオーナー同士が絶好の天候の下、ランチを楽しんだ。
ミーティングにはFTR1200のスタイリングを手がけたインディアンのスウェーデン人チーフ・デザイナーであるオラ氏も参加。各所デザインのこだわりを語り、オーナーとも親交を深めた。
インディアンはプレミアムなクルーザー系をラインナップする一方、189万9000円からという比較的手に届きやすく、軽快な走りをイメージさせるFTR1200シリーズを登場させるなど、今後の展開にも目が離せない。果たして第二回ミーティングはどれだけのオーナーが参加するのだろうか?