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ホンダがレーシングライダー&ドライバーの育成をさらに強化
「ホンダ・レーシング・スクール・鈴鹿 活動説明会」にて。(右より)岡田忠之氏、ホンダレーシング 渡辺康治 代表取締役社長、佐藤琢磨氏、野尻智紀氏。


 鈴鹿サーキットレーシングスクール(SRS)として始まったホンダの二輪・四輪モータースポーツ人材育成プログラムが昨年30周年を迎えたのを機に「ホンダ・レーシング・スクール・鈴鹿(HRS)」へと名称を変更した。これにはホンダとして人材育成にさらに力を入れていくという決意の想いが込められているという。また、活動自体が鈴鹿サーキットへの業務委託から、鈴鹿サーキットとホンダレーシング(HRC)との共同となったことも大きな特徴だ。

 このレーシングスクール、二輪ではMotoGP(清成龍一、津田 拓也)、GP250・Moto2(森脇尚護、酒井大作)、Moto3(山本剛大、藤井謙汰、國井勇輝、古里太陽)参戦者や鈴鹿8耐優勝者を、四輪では佐藤琢磨、角田裕毅、中嶋一貴らF1やINDY CAR参戦者の他、SUPER FORMULAやSUPER GTチャンピオン獲得者など、世界や全日本選手権で活躍する卒業生を多く輩出している。

 Moto(二輪)クラスはロードレース世界選手権の最高峰クラスで日本人最多勝利記録保持者でもある岡田忠之氏をプリンシパルに迎え、2023年度は2つのコースを設定。二輪レース活動のベースとなる知識習得とレベルアップを目指すベーシックコース、実戦形式によるレース参戦に向けた強化を行うアドバンスコースが用意されている。3月末から12月の期間、全26日の日程で受講料は69万9,000円から。

 インディ500で2度の優勝経験のある佐藤琢磨氏をプリンシパルに迎えた四輪はKartクラスとFormulaクラスを設定。こちらはFormulaクラスに新型教習用フォーミュラカー「HRS-F24」が2024年度より導入されるのがトピックだ。受講料は160万6,000円から。

 尚、二輪・四輪共にスカラシップ獲得者は卒業後のサポートが得られる。詳細は下記ホンダ・レーシング・スクール・鈴鹿(HRS)のサイトにて。

ホンダ・レーシング・スクール・鈴鹿(HRS)
https://www.suzukacircuit.jp/hrs-suzuka/







2023/10/09掲載