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45歳・小川友幸が記録更新、公式戦では初となるオールクリーンで9年連続・11回目の最高峰クラス・チャンピオン達成!


 開幕となった4月の九州大会と5月の関東大会後、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により計3戦が中止となり、10月の東北大会から再開された2021 MFJ全日本トライアル選手権シリーズ。

 キョウセイドライバーランド(愛知県)で2日間連続開催となった中部大会で、1日目となる11月13日にホンダRTL300Rを駆る“GATTI”こと小川友幸(TEAM MITANI Hondaが開幕からの4連勝を決め、最高峰・国際A級スーパークラス(IAS)で自身の記録更新となる9年連続・11回目のチャンオピオンに輝いた。

 会場は同一ながら1日目と2日目でセクションの設定やセクション配置が異なり、いつもの全日本に比べてやや変則的な試合形態となった今回、1日目の小川は初のオールクリーンを達成。この勝利でランキング2位の黒山健一(Yamaha Factory Racing Team)に28点差をつけて、9連覇達成となった。2日目は黒山が優勝し、小川は4位で今シーズンを終えた。


小川友幸のコメント(1日目)
「新型コロナウイルスの影響によるシーズン途中での5カ月の中断を経て、これまでの4戦を全勝でチャンピオンを獲ることができました。応援本当にありがとうございました。しかも、私にとって公式戦では初となるオールクリーンによってチャンピオンを決められたことが本当に嬉しいです。明日あと1戦残っていますが、しっかり走り切り、シーズン全勝というさらなる目標に向けてチャレンジします。応援ありがとうございました。引き続き応援よろしくお願いします」

TEAM MITANI Honda 三谷知明 監督のコメント
「今シーズンは開幕2連勝と好調なスタートが切れました。その後の3戦が中止となり、10月の第7戦まで長いブランクの間での、けがやコンディションの維持を心配していました。しかし、自身初のオールクリーンでの優勝で、見事9年連続チャンピオンを獲得してくれました。これも小川選手の高い集中力とコンディション作りの成果の賜物で、今が最強ではないかと思います。チームを支えてくれたスポンサーをはじめ、大勢のトライアルファンに深く感謝いたします。小川選手には来シーズン節目の10連覇と史上最多12回目のタイトル獲得を目指し、大胆かつ繊細な走りでファンを魅了してもらいたいと考えています。来シーズンも応援をお願いいたします」







2021/11/15掲載