鈴鹿８時間といったレースで知られ、市販車両をベースとしたマシンで争われるFIM 世界耐久選手権（EWC）の2021年シーズン、スズキは ファクトリーチームとして体制の更なる強化を図り、レース活動で密接に繋がっているヨシムラジャパンにチーム運営を委託、「ヨシムラSERT Motul」として共同参戦。その第１戦、６月12・13日にフランスで決勝レースが行われたル・マン24時間耐久レースにおいて優勝を果たした。
ディフェンディング・チャンピオンの証、ゼッケン１をつけて予選２番手からスタートしたヨシムラSERT Motulのグレッグ・ブラック／ザビエル・シメオン／シルバン・ギントーリ組GSX-R1000Rは１周目から果敢に攻め、３時間経過時点でトップに立ってから一度もトップを譲らず、ミスを犯すこともなく完璧なレース運びで２位に８周差をつける855周でフィニッシュした。
EWCの今後の予定は●第２戦・エストリル12時間（ポルトガル）：７月17日●第３戦・ボルドール24時間（フランス）：９月18・19日●第４戦・鈴鹿８時間（日本）：11月７日、となっている。
