アプリリアレーシングから「レーストラックを最高に楽しむため」に開発された、221馬力×166kgとパワフルで軽量なハイパーネイキッドが登場する。レーシングテクノロジーから生まれ、MotoGPで得たソリューションを採用したハイパーマシントゥオーノV4の特別バージョンを限定生産するというのだ
54の世界タイトル、その内の7つのタイトルをスーパーバイク世界選手権において、ナローV4エンジンで勝ち取っているアプリリアレーシングが直接開発及び組み立てを担当、シリアル番号入りで限定生産するという“スーパートゥオーノ”だ。
34,900ユーロの価格設定がなされたアプリリアトゥオーノV4 Xは、既にアプリリアウェブサイト(https://www.aprilia.com/en_EN/aprilia-tuono-v4-x/)でオンライン予約を開始したところ、数時間で最初の1ロットである10台が完売してしまったため、新たに追加オーダーの受付を始めたという。購入者はアプリリアレーシングから直接商品を受け取ると同時にノアーレのレース部門を特別に見学し、バイクのグラフィックにインスピレーションを得た専用のKYT NXレースヘルメットを入手できる。
トゥオーノV4 Xはアプリリアレーシングが立ち上げたファクトリーワークスプログラムの一環という。これは世界でも類を見ない試みであり、レースの世界で開発された技術をファクトリーチームが参加する選手権への参加を目指す人々やレース用に最適化されたRSV4もしくはトゥオーノV4を望む人々に提供するという。
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