全国に1000万人ほどいると言われているオートバイ乗りの交通安全を祈念する祭り「単車神社例大祭&交通安全祈念祭り」が単車神社(長野県芽野市北山3413)で行われた。信州総合開発株式会社と単車神社の共催で執り行われ、後援として一般社団法人SEA、オートバイ文化人倶楽部が協力した。
都心や地元からの多様なライダーが集まり、子供から大人まで100名弱が駆けつけ、ゲストには世界耐久選手権チャンピオンの北川圭一が参加した。愛機に交通安全祈願のお祓いをし、交通安全祈念をする神事となる「オートバイ茅の輪くぐり」などが行われた。
また、3名の巫女による舞の奉納、大倉正之助氏(日本遺産大使、「鼓」重要無形文化財総合指定保持者)による「鼓」の奉納演奏も執り行われた。他、林学博士 西野文貴氏による「鎮守の森プロジェクト」の植樹体験も実施された。
新しい授与品のレザーで奉製された御守りや、夏季限定(8月~10月)のビーナスラインがモチーフとなった御朱印も用意された。祭典後、参加者たちは雄大な自然を一望できるビーナスラインへと繰り出した。
昨年初開催され、第2回目の開催となった祭りは、オートバイを愛する者同士がつながり、本来の神社としての役割でもある「地域コミュニティ」の場となった。
(レポート:佐藤洋美)