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GP参戦60周年記念、伝統のカラーリングを纏って

 3月10日、カタールで行われたMotoGP公式テストにおいて、世界GP参戦60周年を迎えたヤマハはYZR-M1に記念カラーを施し、テストライダーのカル・クラッチローが走行を行った。

 記念カラーは、1980年の500ccクラスに参戦したファクトリーマシン・YZR500(0W48)をモチーフに、1964年から使用する白地に赤のラインを入れたヤマハ伝統のカラーリング。尚、ヤマハは参戦60周年スペシャルサイトも公開中だ。

PF車両ユニットMS統括部 伊藤洋MS開発部長のコメント
「60年という長きにわたりロードレース世界選手権に参戦を続けることができたのは、ファン、スポンサーやサプライヤーの皆様のサポート。そしてともにレースを戦った多くのライダーや先人による絶え間ない挑戦によるものです。心より感謝申し上げます。昨年来、新型コロナウイルス感染症が猛威をふるい、世界が大きな影響を受け、現在も厳しい状況が続いています。

そうした中、今年2月に当社は、2022年から2026年までの5年間、MotoGP世界選手権への参戦継続を発表しました。60周年記念カラーのYZR-M1も、節目として先人たちの足跡を振り返るだけではありません。先人に負けない情熱を持ち、モータースポーツの力を信じ、世界中に感動を届けるという決意の表れです。2021年のヤマハにぜひご期待ください」

ヤマハWGP参戦60周年スペシャルサイト
https://global.yamaha-motor.com/jp/race/wgp-60th/







2021/03/11掲載