アメリカ最大のモーターサイクル・イベントであるデイトナウィークの中で、メインレースとなっているデイトナ200マイル。その熱き時代の模様を収めたDVDが二輪関連映像でお馴染みのウィック・ビジュアル・ビューロウよりリリースされる。
1984年はOW69に乗るケニー・ロバーツがレースを制し、ヤマハは1972年以来の13年連続優勝を記録した。翌1985年はそれまでのグランプリ・タイプF1仕様からスーパーバイク仕様へのカテゴリー変更に伴い、スーパーバイク・レースでの戦闘力を欠いていたヤマハは欠場。王者不在の中、ホンダVFR750を駆るフレディ・スペンサーが優勝。ホンダにとって15年ぶりのデイトナでの勝利となった。
そして1986年。ヤマハは1984年世界GP・500ccクラスチャンピオンのエディ・ローソンを起用、FZ750を投入して王座奪還に挑んだ。日本からもヨシムラで全日本F1チャンピオンとなった辻本聡がスズキGSX-R750でエントリー。USヨシムラのケビン・シュワンツ、VFR750のウェイン・レイニーやフレッド・マーケルらと鎬を削り、デイトナ・スピードウェイを疾走する。
「1986デイトナ200」
1986年制作、本編60分。主音声:英語 副音声:日本語/日本語字幕/カラー/4:3スタンダードサイズ/ドルビーデジタル。当時このレースに出場していた辻本による貴重なエピソード「今だから話せる」を特典として副音声に収録。2,400(税別)。2月24日(水)より書店、バイク用品店などから先行発売。
ウィック・ビジュアル・ビューロウ
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