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ETC搭載の二輪車限定「ツーリングプラン2020」、首都圏エリア・6コースが10月1日利用開始、9月28日から予約可能

 高速道路会社が企画する「二輪車専用ツーリングプラン2020」の中で、販売を見合わせていた首都圏エリアの6コースについて、10月1日の利用開始が決まった。9月28日から各社のホームページ上から予約できる。


利用期間、残り2か月!

 ツーリングプランは、全国の高速道路の中で19のエリアを設定。2日~3日の利用期間で、一定料金で何回でも乗り降り自由になる。例年4月の大型連休前から販売されるが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、今年は7月22日にずれ込んだ。さらに、19コースの中でも最も利用率の高い首都圏エリアの6コースが、販売を見合わせてたままだった。

 ツーリングプランは期間限定で、北海道エリアは10月末日、その以外の地域は11月末日で終了だ。10月1日に販売されたとしても、利用可能な期間はわずか2か月しかない。週末と重なる連休はすでに失われている。オートバイの高速道路利用は、土日や休日が中心のため、利用の大幅な落ち込みが心配される。販売促進のためのテコ入れが必要だ。東日本高速は「一刻も早く予約を開始するためホームページ上のお知らせになった。報道発表は行わないが、各メディア担当者にご説明する」と話す。

ツーリングプラン2020の詳細が案内されたNEXCO東・中・西の3社のホームページ。全19コースのうち首都圏6コースは、黄色のマスキングで販売見合わせが告知されていた。

 こうした自粛は、政府のGoToトラベルキャンペーンでも東京在住者の利用と、東京発着の旅行商品でも行われたが今は解除。すでに対象商品の予約が可能で、10月1日利用日からの利用分が割引対象になる。一部のツーリングプランは7月22日から利用ができた。首都圏でもやっと始まるわけだが、この秋からはGo Toイート、Go Toイベントのキャンペーンも始まるので、各種の組み合わせで旅行の楽しさは増やせるかもしれない。








全国の6割を占める人気エリア


 新たに販売を開始する6コース次の通り。ツーリングプラン利用の6割を占める人気エリアだ。
①上信越道・中央道コース2日間…3600円
②東北道・常磐道コースミニ2日間…2500円
③東北道・常磐道コースワイド3日間…5100円
④東関東道・館山道コース2日間…2500円
⑤首都圏 東名・中央道コースミニ…2500円
⑥首都圏 東名・中央道コースワイド…3900円

 ツーリングプランには、このほかにもGoToトラベルキャンペーンの割引対象となる「宿泊付きツーリングプラン」がある。宿泊付きも宿泊がないツーリングプランも、19コースの対象エリアはすべて同じ。両者の違いは、宿泊施設がセットになって旅行費用の50%割引を受けられるか、そうでないかだ。

 10月1日の販売開始が見込まれるのは、宿泊を含まないツーリングプランだ。このプラン料金は高速道路利用後の決済となるので、予約しても利用しなければキャンセル料は不要。プラン料金の払い戻しなどの手間もない。

(レポート:中島みなみ)

NEXCO東日本 公式WEBイト「ドラ割」
https://www.driveplaza.com/etc/drawari/
NEXCO中日本 公式WEBサイト「速旅」
https://hayatabi.c-nexco.co.jp/
NEXCO西日本 公式WEBサイト「みち旅」
https://www.michitabi.com/







2020/09/28掲載