VTR帯下

VTR見出し5

二軒目“ばん”さん着。

ここは市街からはちょっと離れた丸子という住宅地にあって、店構えは意外と普通な感じ。中を覗くと、あれ? 一組しかいない模様。一行、微妙な空気も、ここまで来たら入るしかない。
 「いらっしゃ~い、こっちが特等席ですよ」

おおお! すごいテーブル! 大きな長方形のおでん鍋が真ん中に埋まっていて、その周りに座って好きな物を勝手に取って食べる、というスタイル。ほうほう、タネの値段は串の端に色で違うんだね。

……ってか、なにこの値段設定。40円から90円だよ。

「ごめんねー、いまさっきまで大忙しで、いまタネを足すから待っててね」
 と、気さくなおかみさん。出汁も足してくれた。

「39年前の出汁に注ぎ足し注ぎ足し使っているんですよ。元々は家族で食べててね、昭和52年にお店を出したんですよ」

おすすめは“やさい天”ということで、先ず食べてみることに。

うううううううめぇぇぇぇぇ~!!!
 いや、本当にこんな美味しい練り物、初めて食べたっす!

他にも、牛筋、黒はんぺん、白やき、モツ、うずら、なると等々、魅力的なタネが豊富。3人とも意見一致。この店、文句なく美味い!

お腹の空き具合も手伝ってか、僕が12本、中尾さん8本、嫁さん7本ほどを平らげて、〆のところてんまで。でもって会計は……、
 「1900円です~」

静岡に住みたくなったよ。ごちそうさまでした!

さてさて、お次はどんな感じですか?
 「ん? 帰りのサービスエリアを完全制覇!」

えええ~!? もう帰り道ですか? やっぱり登呂遺跡が……。(続く)

静岡市の中心から南西へ国道1号線を走る。安倍川橋を渡ってちょいと行くと、その辺りが駿河区丸子。近くに “ばん”というおでん屋さんはありませんか? ってクリーニング屋さんに訊いたら、「そこの信号右に曲がってすぐの右側だよ」と即答。
静岡市の中心から南西へ国道1号線を走る。安倍川橋を渡ってちょいと行くと、その辺りが駿河区丸子。近くに “ばん”というおでん屋さんはありませんか? ってクリーニング屋さんに訊いたら、「そこの信号右に曲がってすぐの右側だよ」と即答。「旨いよ!」の声を背中で聞きながら先を急いだのだった。で、これが“ばん”です。※写真をクリックすると、記念写真。でも、何故に“しずおか”ではなく“しぞおか”なんだろ? という疑問がふつふつと沸いてくるのだった。
入り口を入ってすぐの、お店の特等席にご案内。「たった今暇になったんですよ。どうぞどうぞお好きなのを食べてください」。“39年モノ”の出汁におでんが……、「あのぉ、ちょっと少なめなんすけど」と思っていたら、「どんどん足しますからね。これが黒はんぺん。この辺りの名物なんですよ。でもね、ウチの売りはやさい天。モノが違うんですよモノが」とおっしゃるとおり、メッチャ美味い。“ばん”の中では最高級高価格の、なんと90円……いいんですか?
入り口を入ってすぐの、お店の特等席にご案内。「たった今暇になったんですよ。どうぞどうぞお好きなのを食べてください」。“39年モノ”の出汁におでんが……、「あのぉ、ちょっと少なめなんすけど」と思っていたら、「どんどん足しますからね。これが黒はんぺん。この辺りの名物なんですよ。でもね、ウチの売りはやさい天。モノが違うんですよモノが」とおっしゃるとおり、メッチャ美味い。“ばん”の中では最高級高価格の、なんと90円……いいんですか?
出汁は黒っぽくて味も濃そうに見えるが、それはね、見えるだけ。やさい天にしみこんだ出汁と、素材の野菜の甘みが相まって堪りません。「静岡おでんは、だいたい鰹粉と青のりをかけるでしょ? それもいいんですけどね、ウチは味噌だれも用意してます。アタシが好きだもんで、ほほほ」。たしかに! 味噌だれが絶妙だ。
出汁は黒っぽくて味も濃そうに見えるが、それはね、見えるだけ。やさい天にしみこんだ出汁と、素材の野菜の甘みが相まって堪りません。「静岡おでんは、だいたい鰹粉と青のりをかけるでしょ? それもいいんですけどね、ウチは味噌だれも用意してます。アタシが好きだもんで、ほほほ」。たしかに! 味噌だれが絶妙だ。
食い散らかしました。スミマセン! 竹串の先っぽこの色がついている。これで値段が分かるって寸法だ。さて、ハウマッチ? ※写真をクリックするとすぐに分かります。
食い散らかしました。スミマセン! 竹串の先っぽこの色がついている。これで値段が分かるって寸法だ。さて、ハウマッチ? ※写真をクリックするとすぐに分かります。
込山夫妻の愛と希望と食欲その他を一緒に運んだウエアを紹介しよう。左のレディース・幸江さん。HondaとRSタイチさんとのコラボレーションから生まれた“スポーツメッシュジャケット”(16,800円)。レディースからメンズまでをカバーするサイズ展開が嬉しい。右のメンズ・ヒデ君。Super Bold'orブランドの“ハーフメッシュ・ジャケット”(23,100円)。街乗りからロングツーリングまで、すべてのシチュエーションをサポートしてくれる。二人のヘルメットは、ホンダJS-3B(51,450円)。ウイングモチーフのストライプがHondaであることを主張する。高速時の空力特性は抜群で、トップクラスの快適性能を持っている。
込山夫妻の愛と希望と食欲その他を一緒に運んだウエアを紹介しよう。左のレディース・幸江さん。HondaとRSタイチさんとのコラボレーションから生まれた“スポーツメッシュジャケット”(16,800円)。レディースからメンズまでをカバーするサイズ展開が嬉しい。右のメンズ・ヒデ君。Super Bold'orブランドの“ハーフメッシュ・ジャケット”(23,100円)。街乗りからロングツーリングまで、すべてのシチュエーションをサポートしてくれる。二人のヘルメットは、ホンダJS-3B(51,450円)。ウイングモチーフのストライプがHondaであることを主張する。高速時の空力特性は抜群で、トップクラスの快適性能を持っている。
B級グルメの旅はまだまだ続く……、「って聞いてないっすよ! おでんだけじゃないんすか?」じゃないのよ。帰り道にもいろいろあんのよ、あそこのアメドクとかおはぎ系とか期間限定のキモうまソフトとか……。「アタイいただきます!」幸江さんは、バイクの後で希望の笑顔だったのだ。
B級グルメの旅はまだまだ続く……、「って聞いてないっすよ! おでんだけじゃないんすか?」じゃないのよ。帰り道にもいろいろあんのよ、あそこのアメドクとかおはぎ系とか期間限定のキモうまソフトとか……。「アタイいただきます!」幸江さんは、バイクの後で希望の笑顔だったのだ。

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