2002年1月31日 モデルチェンジ
CB400SUPER FOUR(HYPER VTEC SPECⅡ)
バルブタイミング、キャブセッティング、点火時期など吸排気系の見直しによって低中速域でのトルクアップと全域のパワー特性を向上させた。
これにより2-4バルブの切り替えは6300回転となり、切り替わる感覚と4バルブ時の力強さをより体感しやすくなった。
メーターも電気式に一新され、キーをオンにすると跳ね上がる動作確認機能や速度計内にオド、トリップ、そしてタコメーター内には時計、燃料計を表示する多機能な液晶ディスプレイが付けられた他、6300回転を越えると針の跳ね上がりが早くなるという楽しい設定もされている。
また400クラスとして初のH.I.S.S(キーに内蔵されたチップによる盗難抑止装置)も搭載。
この充実装備で価格はわずか1万円アップの629,000円(カラーオーダープランは2万円高)に設定された。
車体色はストライプ入りのキャンディタヒチアンブルー、フォースシルバーメタリックと、ソリッドのパールフェイドレスホワイト、パールプリズムブラックの4色。
●エンジン型式:水冷4ストローク4気筒DOHC4バルブ●総排気量(内径×行程):399㎤(55×42mm)●最高出力:53ps/11000rpm●最大トルク:3.9kg-m/9500rpm●圧縮比:11.3●変速機:6速リターン●全長×全幅×全高:2050×725×1070mm●軸距離:1410mm●車両重量:189kg●燃料タンク容量:18L●タイヤ前・後:120/60ZR17(55W)・160/60ZR17(69W)●発売当時価格:629,000円
SPECⅡも引き続いてカラーオーダープランが設定された。
ボディカラーはキャンディグローリーレッド、パールプリズムブラック、パールシャイニングイエロー、パールフェイドレスホワイト(スタンダードカラーだがストライプ入り)のカラーオーダープラン専用色4色に、スタンダードカラーのキャンディタヒチアンブルーとフォースシルバーメタリック(すべてストライプパターン)を加えた6色に、ホイールカラー(マッドアクシスグレイメタリック、ロスホワイト、スーパーゴールドメタリック)3色の16パターン(6×3=18パターンだが、うち2パターンはスタンダードと同様のため減算)と、前年より3パターン減った。
2002年12月25日 カラー追加
CB400SUPER FOUR(HYPER VTEC SPECⅡ)
400スーパーフォアシリーズの発売以来の登録台数累計が15万6千台を超えた2002年末に、今やスーパーフォアのイメージカラーとして定着しているCBX400Fイメージのツートーンカラーであるキャンディブレイジングレッドが新たに追加された。
このツートーンカラーカラーは649,000円となりスタンダードより2万円高い価格設定となった。
ニューカラーの追加に合わせ、カラーオーダープランも内容を変更。
従来の車体色のうちフォースシルバーメタリックとパールプリズムブラックが、ホイール色ではロスホワイトの設定が廃止され2色に。
車体色に新色のキャンディブレイジングレッドは含まれず、専用色のキャンディグローリーレッド、パールシャイニングイエロー、パールフェイドレスホワイトと、スタンダードカラーのキャンディタヒチアンブルーの4色となった。
ボディーカラーは4色に減少したが、各色にストライプ有無の2パターンが新たに設定されたので、組み合わせは4×2×2=16パターンとバリエーション数は変わらずとなった。
価格はツートーンと同じ649,000円。
2003年7月19日 限定車
CB400SUPER FOUR(HYPER VTEC SPECⅡ)プロス店特別仕様車
1982年型CBX400F風のパールヘロンブルーの車体色と、モリワキZERO ANOチタンマフラーを装着した500台限定のプロス店特別仕様車。
特別色にモリワキマフラーが付いて、価格差はツートーン+5万円の679,000円という、かなりお得得感が高い限定車。