本サイトでもコラム連載中のバイク大好き、OL兼マンガ家のルリカミドリ先生の愛車はちょっとまえのCB400SUPER FOUR。お年頃? の女性なので、バイクの年式も非公開(VTEC付きらしい)。そこで、夏休みを利用して最新のCB400SUPER BOLD`OLに乗って旅してもらった。はたして、新型は「きもちんよか〜!」となるやいなや?? あいにく雨に祟られた珍道中を前編・後編の二回にわたりお楽しみください。
ワタシの相棒……中古のCB400SUPER FOURなんですが、最近、ラジエター液が漏れだしたんで、パイプ交換をしたあと、タイヤ、オイル、ブレーキパッドと、たて続けに交換したりしてお金が吹き飛んでしまい、大好きなツーリングにも行けていません。
そんなとき、Webミスター・バイク編集部から「新しいCB400SUPER BOLD`ORで旅に行きませんか?」というお電話をいただいたのです。そりゃもう、二つ返事で飛びついちゃいましたよ。
8月某日、品川にある編集部でご対面と相成ったのですが、ひと目見るなり、「かっこよかぁ〜!!」と叫んでしまいました。
白いボディに漆黒のエンジン、そしてグレーのラインがおしゃれ♡
しかも、なんと最新のナビゲーションシステムまで付いているじゃありませんか!さっそくまたがってみたら、足も着きやすく、車体も軽くて取り回しが楽な感じです。
ワタシはけっこう体力に自信があるからかもしれないけれど、普通の女性でも充分イケるかと思います。
夕方、アパートのある東京、高円寺駅前の氷川神社に旅の安全を祈願して、早めに床に入ります。
あいにくの小雨降る中、青梅街道を走ります。そして飯能から秩父へ。秩父神社の前を通り、国道299号をひた走っていると晴れて暑くなってきました。やっとカッパが脱げます。
広かった国道も山の中に入ると狭くなります。途中、道路わきの崖に恐竜の足跡が化石となって残っているところがありました。
大昔はこの辺が海だったなんて信じられませんよ。
その先には、1985年の日航機事故でお亡くなりになった、520名の方の慰霊碑があります。お花も持っていませんでしたが、手を合わせご冥福をお祈りいたします。
標高1351mの十石峠越えは、狭く急な坂が続くんですが、このCB400SUPER BOLD`OLは重いキャンプ道具を積んでいてもへっちゃら。グングンと登ります。
そして長野県佐久市で国道141号に入ります……と。
ここで急に空が真っ黒になり、いきなり雷と土砂降り!!
小諸市の北部、湯の丸高原にあるキャンプ場に着いた時には、パンツの中までぐちょぐちょ。カッパも役には立ちません。 テントを張り、ホテルの温泉(600円)に入ってようやく一息つけました。