2001 VMAX(北米仕様)
「新車で買える最後のVMAX」とも言われたが
国内仕様は絶版となったが輸出仕様は、健在で2001年モデルではフロントフォークに流行のインナーチューブガードを採用。
車体色は1999年と同じヤマハブラックだが、微妙に異なるカーボン2バージョンを採用。
国内の排出ガス規制(平成10年度規制。輸入車の小型二輪は平成13年='01年4月1日から適用)が強化されたため、未対応の2002年モデルは逆輸入されていないことになっていたため、国内仕様が無くなった日本で2001年モデルは「新車で買える最後のVMAX」とも呼ばれた。
実際は約40台ほどが検査のため輸入されたようだが。
欧州仕様は最大トルク発生回転数が10・5㎏︲m/6000rpmに、ベベルギアのピニオンンギア数も輸出仕様標準の10に戻っている。(写真は北米仕様)
2003 VMAX(北米仕様)
見事、排出ガス規制を乗り越える
初代の登場から18年、しかもエンジン、デザイン、車体共に大きな変更をまったく受けていないVMAゆえ、排出ガス規制(アメリカのARB TIER1)に対応することなく型式消滅と思われたいたのだが、排出ガス規制対応により2003年に見事復活した。
対応と同時に、点火方式をCDI点火からデジタルのTCI制御に変更。最高出力は135㎰/8000rpmにダウンしている(カナダ仕様は140psのまま)。車体色はタンクカバー上面に2本ストライプの入ったマッドブラック2で、フロントフォークアウターチューブがブラックとなった。
アメリカのARB TIER1クリアと同時に日本の平成10年度規制値もクリアし、プレストコーポレーションによる日本への逆輸入も復活した。ちなみに突如出現した南アフリカ仕様は135㎰仕様。(写真は北米仕様)
東京モーターショーにコンセプトモデル出現!
2007年が初代最終型
2006年モデルから適用される強化されたアメリカのEPA(Class3)排出ガス規制に対応するため、カムプロフィールなどを変更。
140psのカナダ仕様と135psの南アフリカ仕様が生産されていたが、135ps一種類に統一された。
車体色はヤマハブラック。初代はVMAXはこの翌年の2007年が最終型となった。基本的に2006年モデルから変更はない。