そして1年、僕は再び秋ヶ瀬へ!

今回大人クラスに参加した面々

今回大人クラスに参加した面々。オートバイ、レディースバイク、モトナビなど専門誌のライター&編集部からエントリー。それに加え、清徳島から手島雄介、岩田悟の両選手+平山さんの賞典外ライダー、そしてシンイチロウ アラカワから荒川さんと熊崎洋一さんがエントリー。秋ヶ瀬にはポケバイ、74Daijiro、スクーター&ミニバイクレースなど、いくつかのクラスに参加するライダーが集まり、大にぎわいだった。

順位関係ナシに本当に楽しかった。帰り際、ガクちゃんにお礼を言った。心の底から楽しかったし、またやってみたいと思った。

不況でバイク業界がちょっと停滞してますけど、こんなことで内側から盛り上がっていかないと、って思ってるんですよ。だからガンガン遊びましょうよ」

真面目でかっこいいコメントだった。ガクちゃんの想いが波動のように伝わってくる。

「でも松井さん、もっと面白いと思ってたんですよ、乗れなくて。案外すんなり乗ってましたよね。意外だったなぁ。アハハハハハ」

オチそこかい!

すっかり暗くなった帰りの車の中、不況風の中、ガクちゃんみたいにバイクを面白くすることを真正面からやってないな、俺。そう自分を反省した。

そして1年。本当に色々なことがあった。でも昨年の秋、11月3日文化の日(リポート遅くなってすいません)。僕は再び秋ヶ瀬に出掛けた。

大好きなバイクのため、お世話になっているバイク業界のためにやれる事を頑張ろう、と誓った去年の帰り道。あれから1年。くさっていた去年よりは前向きな日々をすごすよう頑張ってきた。だから、逝ってしまったガクちゃんへの感謝の気持ちもあった。

そして一同、子供達の美しくも激しい走りを目の当たりに。去年にも増して子供達は元気に走り回っていた。

レーススタート! 1コーナーになだれ込むキッズレーサーたち。その迫力はポケバイサイズをはるかにこえたもの。
74Daijiroの本当の実力を引き出す子供達。最終コーナーを立ち上がり1コーナー手前まで全開の走りが続く。
その最終コーナーではプラクティス時にはこんなある転倒シーンも。

手島雄介、清成龍一、徳留和樹、岩田悟の4選手がタッグを組んで、子供達にポケバイの楽しさや乗り方をレクチャーするプログラム、題して「清徳島ポケバイスクール」(きよし・とくしま、ではなく、きよとくじまと読みます)http://kiyotokujima.com/ を開催していた。

 
清徳島の会場にやってくるのはまず大人。クリップボードを見て、うちの子を連れてくる、というパターンが多いように見えた。子供達は会場前に並んだ(後に大人レースに使われた)74Daijiroに注目度高し。
体験者によるライポジレクチャー
誰かが跨ればあっという間に74Daijiroのシートは埋まる。そして「こうはしんだよ」と体験者によるライポジレクチャーが。その姿大人顔負け。(写真をクリックすると走る気まんまんのキッズたちが出現します)。
岩田選手にサポートされながら74Daijiroに跨って体験するキッズ。エンジンをかけず、ヘルメットも被せず、乗り物として親近感と楽しさを覚える段階から始まる。
いくつかの段階をへて、自らテイクオフ。ちゃんとヘルメットもプロテクターも装着しているので、お母さんも安心。
片道5メートルのソロフライトだけど、この顔見て下さい。子供達がバイクに感動する瞬間が間近で見られます。
そんな感動体験をサポートしてくれるのがこの面々。左から岩田悟、徳留和樹、清成龍一、そして手島雄介。国内外での彼らの活躍もさることながら、それを知らない事も達は彼らのプロフェッショナルな身のこなし、言葉に自信を深め本当に出来た、と感動する。その感動が伝播するのを何度も目撃!

このスクール、ワンコインでポケバイの体験試乗ができるというもの。

子供達が初めてポケバイ体験をしっかりサポートしている姿はなんだか嬉しかった。

ポケバイ、ミニバイクから夢を追い続けてきた彼ららしいプログラム。

オヤジが教えるとついついスパルタになるし、子供もふてくされる。でも彼らプロが出すオーラに子供的にも素直に聴けるようです(笑)。

 

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