さぁ、私が再びハンドルを握って出発です。
中高年がカメラを構える橋を渡り、白馬駅に向かって走っていると、左手に2台の車両が連結されただけのJR大糸線が並走してきた。
2両連結の車両が長閑な白馬にとても似合っている。
白馬駅に到着した。
白馬の地名は全国的にも有名ですが、それに比べると、こじんまりとした田舎の駅。
ただ、駅の周りには、今話題の撮り鉄の皆さんがたくさんいます。
私がバイクを好きなように、撮り鉄の皆さんも電車が好きなんだろうなぁ~。
好きなことをして、時を過ごす贅沢は、一度やったらやめられません!
- 長野オリンピックで使われたジャンプ台だ。ジャンパーたちが次々に飛んでいる。こりゃ人間業じゃないわい、ってことが近くで見ると分かる。怖い……。「ふ、ふ、船木ぃ~~……」
- 犬好きの山本先生なのだ。おやき好きのブルちゃんなのだ……。ちなみに山本先生のワンちゃんの名前は、レディとティアラ。山本先生はディズニー好きとしても有名なのだ。
白馬駅を後にした、私たちは、長野オリンピックのあの感動をもう一度感じたくて、白馬ジャンプ競技場に行くことにしました。
白馬ジャンプ競技場は意外にも駅からすぐ近くにありました。
雪はまだ北アルプスにしか積っていませんから、ジャンプ台はサマージャンプ仕様となっています。
飛んでる人はいるのかなぁ~?
期待をしながら、駐車場にバイクを止め、レイチェルと観客席に通じる階段を上っていくと、長野の感動が甦る景色が見えてきました。金メダルを獲得した日本チームの選手たちが抱合って喜んだ場所です。
すると、ジャンパーが数人目に入ってくる。
ジャンプ台に目をやると……。
遠くからでは見えなかったのですが、ジャンプスーツに身を固めた選手たちが順番にビュンビュン飛んでました。
みんな気持ち良さそうだなぁ~。
空を気持ち良よさそうに飛んでいる選手たちの姿を見ていたら自然と私の親指と小指が立っていました。
そして、一声。
「飛びます! 飛びます!」
これぞ、私です。
- ご機嫌な二人なのだ。撮影用にご機嫌なワケじゃなく、ホントにご機嫌なのだ……、なのだったらなのだ!
初めての生ジャンプを見学した後は、旅もいよいよ最後の目的地へと向かうことになります。
「では、レイチェル! 旅の終点に向うよ」
「えー! もう終点ですか!」
「残念だけど、とてもきれいな場所に行くから楽しみにして!」
「はーい!」
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