10月某日午前6時
「おはよ~ございますっ! 起きてますか?」
おっと、前回のコト(注・名古屋B級グルメの旅編参照ノコト。<第1回>、<第2回> )があっただけに心配してたけど、とりあえず無事に出発できそうで良かった(笑)。
てか、問題はオイラである。昨日は普通に仕事、帰宅したのが深夜2時なのだ。仮眠もほとんどできてねぇす。まぁ、さすがに単車で居眠りはないけども。
「おお~、寝てない顔してるねぇ~」
ま、いつものコトですよ。で、コレですね、今回の相棒は。
ほうほう、オイラ世代にドストライクなフォルムじゃないっすか! 最近レーシーな単車あまり走ってないからちょっと寂しかったんすよね。
1988年型なんかよかったなぁ……(親友が買って3日目に奥多摩の峠で20万円の修理費が上乗せになったくらい、走りたくなるヤツである )。
早速エンジンをば……キュルル……ドゥルンッ!
ん? な、中尾さん?これって……。
「あ~、そうそう、昔のと違って単気筒だよ~」
たたた……単気筒? CBRがですか?
「時代ってやつだよな~(遠い目)」
ふ~ん……あ、でも意外と振動少ないっすね。これなら長距離でも大丈夫そう。
「ほいじゃ、出発~!」
ほ~い!とりあえず練馬から関越ですね。
ちょっと早いけど、休憩!(ホンマ早っ!)
高速巡航もなかなかの乗り心地。見た目と違ってポジションがとても楽チンなんだよね。
「ヒデくん、コーヒー飲む~?」
あ~……ってか……。
……小腹減りません?
「いやいや、これから何食すると思ってんのよ、やめとき……」
時すでに遅し。
今企画1品目。
うまいっ! やっぱりお揚げは大きければ大きいほど美味いっすね!
「だね~♪」←結局一緒に食べる(笑)。
「さぁ、こっから一気に三条燕までノンストップだよ」
軽く200kmほどありますね……。
09:30 三条燕インター着。
まぁまぁ、200キロなんて高速道路じゃあっという間ですよね。
さてと、何でしたっけ?
「包丁持って来たよね?」
おお~、そうだそうだ。三条といえば……。
三条鍛冶道場!
……え? 知らない?
- 新潟旅の相棒はホンダCBR250Rである。トリコロールカラーが、レプリカ世代のてんちょ~の琴線に触れるのだった。http://www.honda.co.jp/CBR250R/
- 中尾の最近のお気に入りはユッケジャンスープなのよ。ちょい辛でチョー旨で580円なのだ。で、焼き肉『コソット』と言えば、チョー人気のお店。あんな人やこんな人、エッ!? あのお方まで……こそっと来店するらしい。予約するよろし。電話:03-5426-0350 http://www.cossotte.jp/
三条市は古くから、鍛冶職人の町ですよ!(と、昨日聞いた。)
そして、この三条鍛冶道場に包丁を持参してお願いすると、職人さんが砥いでくれるのだ!(と、今朝聞いた。)
ここだけ、本当にここだけの話にしといて欲しいのだが、オイラ……包丁研ぎがめっさ苦手なんだよね<ヲイヲイ
よしっ! 良い機会だ。しっかり職人さんにコツを聞いて……。
……。
…………。
………………方言が強くて、ま~ったく何を喋ってはるのか解りませんがな(涙)
しかし、ここは職人さんの心証を悪くしてはならん、とオイラの本能が働く。
当然のように全力で相槌を打ちまくる二人。
よっしゃ、完成! この通り、新聞紙を撫でるだけでこの切れ味っ!
うん、カート・コバーンと包丁ってのも決まってるなぁ~<?
ありがとうございました!
この手の見学&体験系は意外と時間を食ってしまうんだよね、先を急がねば。
あれ? 中尾氏が通行人に近寄ってったぞ?
「この辺で三条カレーラーメンの有名なお店知りませんか?」
- 切れ味、鋭すぎっ! 三条へ行ったら、是非三条鍛冶道場へ! 電話:0256-34-8080 http://www.ginzado.ne.jp/~avec/kajidojyo/
「カレーラーメン? ん~、ちょっと何言ってるかわかんない」
……やはり調べてないんか……つ~か、土地の人も関心ゼロかよっ!?
どうも怪しい雲行きだぞ……と恐る恐る町を徘徊してると、あっさりノボリを発見!……も、一見ではなかなか勇気がいる佇まい。
しかしそこは歴戦の猛者を自負している二人、つ~か何も考えてない二人。
すみませーん、カレーラーメンふたつ下さ~い!
おっと、先客様数名。
皆さんラーメンじゃなく、焼きそばなんですね、ふ~ん。
「ヒデくん、ちょっと待って! 今なら期間限定でうさぎカレーラーメンがあるみたいよ!」
うさぎ?……ってナニ?
「ふむふむ。薄切り餅のことらしいね」 じゃ、それで!<考えナシ。
2品目
いただきまーす!
ごちそうさまでした~!
えと……写真&キャプションを参照してもらって推測しておくんなまし。もうね、薄切り餅と麺の相性ったら。
次っ!中尾さん頼んますっ!
「燕駅周辺に向かいますよ」
燕駅ロータリー着。
「とりあえずヒデくん、あの客待ちしてるタクシーに近づいてみて」
「そしていいかい? 運転手さんにこう言うんだ」
「この辺で美味しい燕背脂ラーメンの店ありませんか? とね」
おお~! やっぱりラーメンはタクシー運ちゃんに聞けば鉄板ですもんね!
……って、何ひとつリサーチしてないんすね(号泣)。
そして到着したのが、ココ。
杭州飯店。周りにはびっくりするくらい何も無いトコなのだが、ひっきりなしにお客さんの出入りが。
これは期待大だぞ。
さて、オーダーはもちろん『燕の背脂ラーメン』でしょう。
ん? 中尾さん? メニューには『燕の背脂』が載ってないっすけど……。
「いいんだよ、普通のラーメンが背脂ラーメンなんだから」
え? だってそれじゃトンコツですよね?
「そうだよ」
あ……。
「まさか、ヒデくん!? 昨日の話、真に受けちゃってる!?」
は、はい(恥)。
……オイラ、本当に“ツバメの背脂”かと思ってたよ。天然ツバメ。
「ヒデくんが天然だったってゆ~ヤツね(笑)」
3品目
おおっ!麺太っ!うどんのような食感。
うん、美味いっ! 好き嫌い別れる(まぁ、ラーメンは皆そうだが)感じだけど、オイラは近所にあったらローテ入りしちゃう店ですね。さすが、タクシーGJ! ごちそうさま~!
さ~て、ちょっとここからは腹減らすべく、ひた走りましょうかね。なにしろ朝イチから麺3連チャンだもんな。この企画の後は間違いなく太るわ。オイラの背脂取れるくらいに(汗)。
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