別名「蔵の街」とも呼ばれる喜多方市内には、古い蔵作りの建物が多数点在していて、たくさんの観光客の方たちがカメラ片手に歩き回っていました。
ただ、TVのニュースでも言っていましたが観光客が激減しているんだそうです。
ここには放射能なんかの影響なんて無いはずなのに……
とにかくみなさん、風評に踊らされることなく、喜多方に行きましょうよ! おいしいラーメン食べましょうよ!!
観光協会に成り代わってワタシからもお願いしたいと思います。
2時過ぎ、喜多方に別れを告げ、国道121号を会津若松目指して走ります。
途中で荷物を積んだ女性ライダーとすれ違いました。
女一人でバイクで旅をしているなんて変わり者、ワタシだけかと思っていたのでなんかうれしかったんです。
思わずピースサインを出したのですが、キョトンとされてしまいガッカリです。
3時半に飯盛山に到着、「飯盛山観光案内所」で1個目のスタンプをいただきました。
飯盛山は白虎隊と呼ばれた若いお侍たちの悲しい歴史の舞台です。
数人の「歴女」と思わしき女性グループに混じってそのお墓に手を合わせます。
デジカメの容量が一杯になったので新しい物に代え、このツーリングレポートのための写真を撮りまくりましょう。
今夜のお宿はタダで泊まれるとツーリングマップルに書いてあった、「背あぶり山キャンプ場」に決めていたのですが、連絡するのをすっかり忘れていて、あわてて電話を掛けてみると、「4時40分に閉めて帰るから、それまでに手続きして下さい」とのこと。
「ゲーッ、もう4時だよぉー!!」あわててニンニンに飛び乗り、山道をぶっ飛ばします。そしてギリギリで何とか手続きすることが出来たのでした。
芝生が生えたキャンプスペースには、ワタシ以外には家族連れが一組のみ。
あわてて上がってきたので、今夜の食事の調達が出来ていませんでした。そこでまた同じ道を下り、スーパーを目指します。
25分くらい走ったところにヨークマートを発見。ビールとおべんとう、それにおつまみを少々買い求めます。ちなみに寝酒の焼酎はいつも持参しておるのであります。
夕焼けはキレイでしたが,空が曇っていて、今夜も星は見られません。しかも山の中なのでけっこう寒くなってきました。
お酒を飲んでも酔いが回ってこないし、ワンセグTVもラジオもちっとも入らないし、つまらなくなって早めに毛布にもぐり込みます。
あしたは最終日、明後日が仕事なので早めに東京に戻らなければなりません。
スタンプラリーのコーススケジュールを確認しているうちにいつの間にか熟睡しておりました。
(続きは後編「会津若松」の巻は8月20日頃公開予定。乞うご期待!)