「Love会津」とは趣味性の高いスポーツなどの協会や団体でのイベントを通じ、会津地方の安全性をアピール。避難所での生活を強いられている約8,000の人々や子どもたちをイベントに招待し、ひとときでも笑顔を見せてもらえるよう盛り上げる支援プロジェクトだ。
ご承知の通り、福島県には猪苗代湖や会津若松、喜多方といった素晴らしい観光スポットがありながら、大震災の影響や原発事故の風評被害などにより観光客、そして財源の激減を招いている。行政も被災者への心のケアや、地元住民への復興支援体制が万全でないというのが実状だ。
そんな実状をどうにかできないか? 今年5月、東日本大震災の被災者および被災地の支援を目的に設立され、災害メッセンジャー活動をスタートさせた一般社団法人・エールジャパンが、今回の「Love会津」支援プロジェクト を立ち上げた。「イベントで人を呼び寄せ、楽しい情報を伝え、会津復興へつなげる」がエールジャパンの考え。「みんなであいづに行こうよ!」を合言葉に、会津地方にエールを送り、元気を取り戻してもらうために活動中だ
中でも目玉は、一度開催中止となった会津・猪苗代花火大会を8月13日に復活させること。夜空に輝く花火を見上げ「少しでも笑顔になってほしい。元気になってほしい。希望を感じてほしい」という願いをこめ、地元有志と地元観光協会との協賛で「福島こども花火大会」の名称で、猪苗代町運動公園にて19時より実施される予定(雨天時は翌日開催)だ。
そして、ツーリングライダーや観光ドライバーに是非参加してもらいたい「福島復興スタンプラリー2011」が7月16日よりスタート。これは「会津若松」「猪苗代」「喜多方」という3地区の観光スポットを巡るというもの。参加者は名所を訪れ、ご当地の名物を満喫、Love会津Twitterでフォロー&つぶやきを発信してもらうことで、多くの人が情報を共用し、福島の良さや安心・安全性の理解を深めてもらうことが目的だ。
会津には見どころや美味しいものがいっぱい。この夏、ひとりでも多くの人が訪れ、福島を楽しんでほしい!
8月13日開催の「福島こども花火大会」は最低限の予算は確保されているが、現在、目標打ち上げ数である2,000発には届いておらず、協賛金を募っている。
協賛金はオフィシャルホームページ、またはチケットぴあで受付中だ。
7月16日よりスタートの「福島復興スタンプラリー2011」の移動手段はクルマ、バイク、電車、徒歩などなんでもOK。完走した人には「Love会津ステッカー」をプレゼント。
さらにスタンプラリー台紙に付属するハガキを送ると、抽選で100名に「Love会津ストラップ」、さらに先着1000名にはチャリティバンドもプレゼントされる。※写真は各名所は訪れるライダー
●7月16日
第19回飯豊山山開き
第57回飯豊の集い
●7月20日
猪苗代湖湖水浴場浜開き
●7月23~24日
第7回喜多方レトロ横丁
●7月24~25日
小平潟天満宮例大祭
●7月30~31日
第63回磐梯まつり
●7月31日
二市一ヶ村日橋川 川の祭典
蔵のまち喜多方夏まつり花火大会
●7月下旬
若郷湖さわやかフェスティバル
●8月1~7日
会津の高野山参り
●8月上旬
夏の絵ろうそくまつり
芦の牧温泉盆踊り大会
会津流しかんしょ踊り
●8月5日
空也念仏踊り
●8月5~8日
喜多方発21世紀シアター
●8月7日
第3回喜多方シティレガッタ
●8月13~15日
東山温泉盆踊り
●8月14~15日
蔵のまち喜多方夏まつり
●8月15日
山都町「6000人の盆踊り」
●8月中旬
東山温泉夏の村まつり
●8月27日
かわひがし皆鶴まつり