「猪苗代」「喜多方」と周ってスタンプをゲットしてきたこの旅も3日目。今日はいよいよ最終日「会津若松」編です。
明日は朝から仕事なので、チャッチャッとスタンプを集めて写真も撮って、おみやげ買って、できるだけ早く東京に戻る予定なのであります。
昨日のうちに会津若松の観光スポットのうちひとつ目「飯盛山」をクリア。1個目のスタンプもいただき、その周辺の取材もすでに終えています。
スタンプはあと残すところ4つ。この感じだと楽勝で昼前には帰路につけそうです。
朝、目を覚ますと、周りはものすごい霧で覆われていました。
ここは昨日から泊まっている「背あぶりやまキャンプ場」。タダで利用できる山の中の施設です。
ワタシ以外には家族連れが一組いるのみですが、まだ寝ているみたいです。ブラブラと施設内を歩いてみると、みごとなまでに咲き誇っている「オニユリ」がさわやかな香りを漂わせていました。
8時、キャンプ場を後にします。山くだりの道はギンギンのカーブの連続で、Kawasakiニンジャ400Rの「ニンニン」本領発揮!!……といきたいところですが、なんせワタシ、テクニックないもので、トロトロ走るのみです。
8時半、「御薬園」に到着。ここは江戸時代中期に作られた庭園で、心字の池を中心に茶室なんかがあり、四季折々で美しい風景を楽しめるところです。
また御薬園の名のとおり、二代目会津藩主、保科正経(ほしなまさつね)、三代目藩主、松平正容(まさかた)らが数々の薬草や朝鮮人参を栽培し、それを領民たちの病気療養のためにも使ったんだそうですよ。
2個目のスタンプもゲット。さあ一番人気の「鶴ヶ城」へと向かいましょう。
駐車場にニンニンを残し、みごとなまでに組まれた石垣の間を歩いていくと、しびれるような美しいお城がありました。
なんでも最近全部瓦を交換したらしく、ピカピカと光っていました。それまでの黒い物から、もともとこの地方で使われていた赤みがかった「赤瓦」というのに代えたんだそうです。
観光案内所で3つ目のスタンプをもらい、内部を見学します。昔の武具や書画骨董などが展示してあり、また体験型スペースも設けてあって楽しく歴史がわかるようにしてありました。
5階の展望台からは会津若松市内が一望できます。静かな城下町の風景をゆったりと見ていたらなんか幸せな気分になってきました。
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