岐阜市内は午前中から早くも気温は30℃を超え。フツーに立っているだけで汗が流れる暑さですが、スクーターはエンジンが後ろにあるおかげで信号待ちなどでは、股下でエンジンをかかえる、いわゆる“通常”のバイクに比べると全然ラク。夏場に適した二輪車かもしれません。
そんな猛暑の中、2日目はスタート。まずは岐阜城を目指しました。といっても、お城は山の上にあるので、アドレスと麓で記念撮影のみ。先を急ぐことにします。
まずは国道21号で西へ。この日は大きな山越えなどはなく、比較的平坦なルートで兵庫県の豊岡を目指します。アドレスは前日に様々なシチュエーションで真価を遺憾なく発揮してくれたので、この日はバイクに対する信頼がさらに高まり、純粋に移動と変わり行く景色を楽しむことができました。
私は一度バイクに跨ると、メシを食うことも忘れて夢中に走り続けてしまう性格なのですが、アドレスの痛快な走りは、そんな性格をさらに助長してくれました。こんなコンパクトなスクーターで猛暑の中、いくら走り続けても全く飽きることなく、むしろ楽しく快適に距離が伸びていくところに、アドレスV125Sの凄さを感じましたね。
滋賀県に入って琵琶湖の北側を抜け、北陸・福井県へ。昨年、全国的に有名となった小浜市まではアッという間。ここからは日本海を右手に見ながら気持ち良くクルージング。のどかな雰囲気の海水浴場の誘惑と戦いながら、京都・舞鶴市へ。内陸を通る最短ルートで豊岡へ向かうのではなく、まだ時間にも余裕があったので丹後半島を海岸沿いに走るルートを走ってみました。
陽が西に沈む前の時間帯、最高のロケーション。最北端の岬に近づくにつれて交通量も減ってきたので、2日間の総仕上げとして自分なりのハイペースでマウンテンコースを駆け抜けてみました。
力強く伸びやかな加速、静かで心地良く、鼓動感もあるサウンド、強力なブレーキ。いや~、シビれました! アドレスV125Sには操る者の気持ちを昂ぶらせるスポーツマインドを感じることもできます。もしかしてV125Sの“S”はSportsの“S”なのでは? それでいて足まわりは現行V125G/V125に対して角がとれた洗練された印象。多くのユーザーに支持を得ているV125シリーズの最新モデルだけに各部が進化を果たしているようです。
19時半頃、豊岡に無事到着。2日目を終え、走行距離はトータル760kmに達し、アドレスはすっかり私の身体の一部になった感じです。最終目的地である鳥取の八頭町はスグそこに迫っています!
- ①2日目、8月7日は朝からカンカン照りの猛暑。岐阜といえば金華山頂の岐阜城ということで行ってみました。見事な山城ですね。アドレスとの2ショットを試みましたが、どうしてもお城が米粒のように小さくしか写りません。あと、初めて「歴女」なる3人組を見ました。ホントにいるんですね。
- ②国道21号からちょっと入ったところにある関ケ原古戦場。東軍(徳川)と西軍(石田)の幟がなびいています。1600年の関ケ原の戦いと言えば、誰もが歴史で習う大合戦ですが、今は静かでとてものどかな場所。静かなアドレスでそーっと後にしました。
- ⑤琵琶湖の北東部にて。私、琵琶湖に大接近するのは今回が初めて。さすが日本最大の湖、スケールが違います! 今も「鳥人間コンテスト」みたいなのやってるんでしょうか? アドレスの上空を鳥が優雅に舞っていました。
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