スズキのブース構成は、メインステージと、2つのサブステージ、そして技術展示コーナーで構成される。メインステージでは、コンパクトクロスオーバーの楽しさを拡げる「IGNIS-Trail concept(イグニス トレイルコンセプト)」、オープンデッキを備えた軽の新提案「MIGHTY DECK(マイティデッキ)」、新発想のコンパクト3列シートミニバン「Air Triser(エアトライサー)」の、3つの参考出品車を展示。
二輪はサブステージの方で、様々な収納方法が特徴の遊べるスクーター「HUSTLER SCOOT(ハスラースクート)」などを展示する。
様々な収納方法が特徴の遊べるスクーター
HUSTLER SCOOT(ハスラースクート)
従来のシート下収納スペースに加え、フットスペースにも収納ケースを装備。こちらは取り外しが可能で、シート下に収まらない長い荷物も収納可能とするなどの工夫が凝らされている。収納ケースは取り外して持ち運びも可能。収納ケースを外せば、シート下収納スペース前部の大きな開口部を利用して、テニスのラケットのような長尺物も積載可能に。
名称の「ハスラースクート」とは、四輪車のハスラーと共に遊び心を刺激するモデルという意味が込められているという。四輪車のハスラーのような、ポップなカラーリングが遊び心をかき立てる。ちなみにベテランライダーの方なら、ハスラーといえば’70年代に活躍した2ストロークトレールモデルでおなじみ。
左上写真:取り外して持ち歩ける“収納ボックス”。中:収納ボックスを取り外すとシート下収納スペースへのアクセスリッドが現れ、長尺物も収納可能に。右:シート下には通常の収納スペースも。 ●全長×全高×全幅:1,555×615×932mm、ホイールベース:1,150mm、パワーユニット:空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ、49cm3エンジン、車両重量:75kg、乗車定員:1名。 |
GSXシリーズの可能性を秘めたコンセプトオブジェ
concept GSX(コンセプト ジーエスエックス)
スズキのスポーツモデルのキーワード“GSX”。GSXシリーズに搭載された扱いやすく力強い特性の直列4気筒エンジンは、燃費性能、耐久性を高い次元で実現させ、その技術はGSX-R1000や、ハヤブサ、GSX-S1000などの多くの“GSXシリーズモデル”に反映されてきた。そして今シーズンより復活した二輪車レースの最高峰、MotoGPクラスに参戦しているのもGSXの名が冠された「GSX-RR」だ。
この“GSX”の名を冠する高性能バイクの象徴として、このコンセプトオブジェを提案したという。
「これはスズキの4気筒スポーツモデルの繭のような存在です。スズキのスポーツモデル作りに取り組む姿勢をカタチにしました。これからスズキの新しいスポーツモデルが誕生していきます」と説明されている。
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