2015年9月24日
■FIMトライアル国別対抗世界選手権、日本代表チームが3位入賞
先日お伝えした「2015 FIM トライアル・デ・ナシオン」が9月20日、スペインで開催された。1984年から始まったこのイベントは、国際モーターサイクリズム連盟(FIM)が年に1回開催する、サッカーでいえばワールドカップ、テニスで言えばデビスカップのようにナショナルチームで争う国別対抗世界選手権。日本代表チームは1987年に初参加以来、17回参加しており、最高位は2000年、2007年、2008年の2位。
今回は藤波貴久、小川友幸、小川毅士、柴田 暁で挑んだ日本チームは、減点128とイギリスチームと並ぶ接戦を展開。クリーン(減点0のセクション)数で上回った日本が3位入賞を果たした。日本チームの参戦は2011年以来で、3位以内の表彰台獲得は2008年以来11度目となった。
9年連続世界チャンピオンのトニ・ボウを擁するスペインチームは圧倒的成績で今年も1位(12年連続)と、最強の“トライアル王国”であることを証明している。
●2015 FIM Trial des Nations結果
1位 スペイン 減点 20 クリーン 125
2位 フランス 減点109 クリーン 75
3位 日本 減点128 クリーン 76
4位 イギリス 減点128 クリーン 74
5位 イタリア 減点132 クリーン 68
6位 ノルウェイ 減点224 クリーン 37