2015年9月23日 

■ヤマハ、MotoAmerica開催初年度に3クラス制覇!

最終戦、スーパーバイククラスでヤマハ創立60周年を記念したイエロー&ブラックの「YZF-R1」 を駆るジョシュ・ヘイズ(♯1)とキャメロン・ボビエ(♯6)。昨年までのAMA Pro Road Racingスーパーバイククラスで4度チャンピオンとなっているヘイズがRace1とRace2を制し今季10勝目を獲得。ポイントランキングでは4ポイント差でボビエがシリーズ・チャンピオンを獲得した。

 2015 MotoAmerica AMA/FIM North American Motorcycle Road Racing Championshipの最終戦(第9戦)が9月11日~13日、ニュージャージー・モータースポーツパークで開催された。

 最高峰のスーパーバイククラスでは「MonsterEnergy/Graves/Yamaha」から新型YZF-R1で参戦したキャメロン・ボビエが、チームメイトのジョシュ・ヘイズとの一騎打ちを4ポイント差で制し、初代チャンピオンを獲得。新型YZF-R1とヤマハ・ライダーは全18 レースすべてで優勝を獲得したほか、昨年までのAMA ProRoad Racing を含め、最高峰クラスにおいて6シーズン連続チャンピオンを獲得。改めてR1の速さを証明するシーズンとなった。

 併催となるスーパーストック1000クラスでは「RoadRace Factory/Yamaha」のジェイク・ガニエが同じくYZF-R1でチャンピオンを獲得。スーパースポーツクラスで「Yamalube/Y.E.S./Graves/Yamaha」からYZF-R6で参戦するJD・ビーチがすでにチャンピオンを獲得していることから、ヤマハはMotoAmerica開催初年度に3クラスを制する結果を残した。


キャメロン・ボビエ(スーパーバイク:チャンピオン)のコメント
「このレースでは、クラッシュのリクスを避けるため、僕は全力を出し切った。そのため、かなり慎重なライディングになった。Race1でいくつかのミスをしてしまってから、最大限の注意を払おうと決めたんだ。こうして僕は、この新型YZF-R1を駆り、自身2度目のスーパーバイククラス参戦で、タイトル獲得という夢を叶えた。そして、素晴らしいチームメイトであり、偉大なチャンピオンであるジョシュの存在が、僕にとても良い影響を与えてくれたことに感謝しなければならない」


ジョシュ・ヘイズ(スーパーバイク:ランキング2位)のコメント
「今日は両レースで勝つことができて光栄。今回は今までで最も厳しいレースのひとつで、すべてを出し切った。キャメロンには心から祝福を贈りたい。今シーズンの9戦18レースで、僕の不運が彼よりも若干多かったみたいだ。キャメロンは1年を通して素晴らしかった。彼の成果を誇りに思うよ。もし僕以外のライダーがチャンピオンになるならチームメイトがいいと思っていたのでうれしいよ」




ジェイク・ガニエ(スーパーストック1000:チャンピオン)のコメント
「新型YZF-R1で参戦し、とてもよいシーズンを送ることができた。この1年を通してすばらしいマシンを準備してくれたチームのハードワークにとても感謝している」