2015年8月31日 

■ヤマハが“BLUE CORE”エンジン搭載モデル 新型「Fino125」をタイ市場に導入

 ヤマハ発動機株式会社は、“Lively Fino 125”をコンセプトに開発した125ccスクーターの新製品「Fino125(フィーノ125)」を、2015年9月中旬からタイ市場に導入すると発表した。

 今回の「Fino125」には、走りの楽しさと燃費・環境性能の両立を具現化する“BLUE CORE”思想に基づき開発した空冷125ccエンジンを搭載し、現行「Fino」の115ccから排気量をアップしながらも従来同等の燃費と走行性を両立させているという。2014年導入の「Grand Filano」、2015年導入の「GT125」に続く“BLUE CORE”エンジン搭載モデルだ。

「Fino」は、2006年の導入以来、ファッション性の高いAT(オートマチック)スクーターとしてタイの幅広い年齢層のユーザーから人気を得ているモデルで、2013年にはモデルチェンジを行い、FI(電子制御式燃料噴射装置)を採用し低燃費化に加え、スタイル、諸機能をさらに充実させた。初代から9年を経た今でも、「Fino」はタイにおけるヤマハの主要モデルとなっている。

 今回の新型「Fino125」は、1)ダイヤモンドカットレンズのLEDヘッドライト、2)“BLUE CORE”エンジンにベストマッチした新フレーム、3)FinoDNAをしっかりと引き継ぎつつ、ディテールにこだわった高級感あるスタイリングなどを特徴としているという。また、タイで流通しているエタノール混合燃料(E85)にも対応しているという。10代後半から40代と幅広い年齢層のユーザーに提案する進化した新生「Fino」により、ヤマハはタイ市場における販売拡大を目指している。ちなみに製造、販売はタイのグループ会社TYM(Thai Yamaha Motor Co., Ltd.)が行う。販売計画は発売から1年間で72,000台(タイ国内)。

カラーはグレー、グリーン、ブラックの3色。 ブラックにはキャストホイールモデルも。価格はオープンプライス。

■ヤマハ発動機 http://www.yamaha-motor.co.jp/