2015年8月10日
■トライアル&モトクロス国別対抗世界選手権の日本代表選手決定
9月、国際モーターサイクリズム連盟(FIM)が年に一度主催する国別対抗世界選手権がトライアル、モトクロスそれぞれ開催される。ナショナルチームとして戦う、サッカーで言えばワールドカップ、テニスで言えばデビスカップのようなイベントだ。
「2015 FIM トライアル・デ・ナシオン」は9月19日・20日、スペインのタラゴナが舞台。男性チームとしては2011年以来4年ぶりの参戦となる日本チームからは藤波貴久(Repsol Honda Team)、小川友幸(HRC クラブ MITANI)、小川毅士(So7 Wise Beta Team)、柴田 暁(HRC クラブ MITANI)の4選手が参加。通常(個人戦)のトライアルとは異なり、ライダー同士アドバイスしあって戦う団体競技を、ヨーロッパを拠点に戦う藤波選手と全日本チャンピオンの小川(友)選手がチームを引っ張っていくという。
一方、「FIM モトクロス・オブ・ネイションズ 2015」は9月26・27日、フランスのエルネーで開催。今回、MXGP(MX1)クラスに小方 誠(Team HRC)、排気量制限なしのMX OPENクラスに小島庸平(Team SUZUKI)、MX2クラスに富田俊樹(Taam HRC)の3選手が参戦する(小方、小島両選手は出場クラス交代の可能性あり)。1990年のスウェーデン大会が初出場、2000年フランス大会と2003年ベルギー大会の6位が最高位の日本チームはここ数年、予選を通過できない状況にあるだけに活躍に期待したいところだ。