トゥデイ/トゥデイ・F/トゥデイ・Fスペシャル 134,400円/139,650円/139,650円(2月25日発売)

★ホンダ トゥデイ/トゥデイ・F/トゥデイ・Fスペシャル 車両解説

PGM-FIの燃料噴射装置とフューエルポンプ
そして電子制御ユニットを改良
中低速でより扱いやすく、始動性もさらに改善

2002年8月、定価94,800円という値段で発売されたToday。それまでの「安かろう悪かろう」の廉価版スクーターのイメージをまったく換えてしまった話題のスクーターだった。

「気軽に乗れる」「手軽に買える」そして「親しみやすい」をコンセプトに、国内で研究、開発、そして生産はグローバルネットワークを生かしてアジア諸国で最適な部品を調達、最終的には日本の品質管理の下、中国の新大洲摩托公司が生産にあたっている。

このトゥデイの成功がその後、現在に至る「原付スクターはアジア製」定着の礎となったのは間違いないだろう。2010年現在、大黒柱だったディオすらも販売台数で抜き去り、ホンダの原付スークターの顔となっている。

2011年モデルのトゥデイは、2011年モデルのディオのエンジンと同様、PGM-FIを改良して中低速域でのタフネス性の向上と、始動性の向上を図っている。

バッテリーが完全に放電してもキックによってエンジンを始動できるというのは、2007年のフルモデルチェンジ以来のトゥデイの優れた特長のひとつだが、さらに始動に対する信頼感が増したといえる。

また今年も、専用色の採用と、シートとレッグシールドを車体にコーディネイトしたスペシャルモデルがラインナップされた。

今年の新色は2色。新色その1、キャンディールーシッドレッド。
今年の新色は2色。新色その2、プリズムイエロー。
継続色は3色。ペルセウスブラウンメタリック。
継続色は3色。デジタルシルバーメタリック。
継続色は3色。ナッソーブルーメタリック-U。
トゥデイ・Fは継続色3色。パールプロキオンブラック。
トゥデイ・Fは継続色3色。キャンディーアルジャブルー。
トゥデイ・Fは継続色3色。パールキャンサーホワイト。
パールツインクルブラックの車体色を採用したトゥデイ・Fスペシャル。シートとレッグシールドを車体色に合わせたカラーリングに。

★HONDAプレスリリースより (2011年2月18日)

原付スクーター「トゥデイ」シリーズを一部改良し発売 専用カラーリングの「トゥデイ・F スペシャル」を限定発売

Hondaは、お求めやすい価格と豊富なカラーバリエーションで人気を得ている「トゥデイ」「トゥデイ・F」を一部改良しました。また、特別なカラーリングを施した「トゥデイ・F スペシャル」を1,500台の台数限定で、それぞれ2月25日(金)に発売します。

●トゥデイ/トゥデイ・F
「トゥデイ」の車体色に、街中で映える新色のキャンディールーシッドレッドとプリズムイエローを採用。「トゥデイ・F」と合わせて合計8色のバリエーションとしています。
また、エンジンの熟成を図り、より扱いやすい出力特性としました。
●トゥデイ・F スペシャル

車体色に高級感のあるパールツインクルブラックを採用。シートとレッグシールドを車体色に合わせたカラーリングとし、シックな印象をさらに高めました。
●販売計画台数(国内・年間)
シリーズ合計 35,000台
●メーカー希望小売価格
トゥデイ 134,400円(消費税抜き本体価格 128,000円)
トゥデイ・F 139,650円(消費税抜き本体価格 133,000円)
トゥデイ・F スペシャル 139,650円(消費税抜き本体価格 133,000円)
=トゥデイ/トゥデイ・F/トゥデイ・F スペシャルの主な特長=
●スタイリング
新色2色を含め、合計8色のカラーバリエーションを設定しています。
<トゥデイ>
・キャンディールーシッドレッド(新色)
・プリズムイエロー(新色)
・ペルセウスブラウンメタリック
・デジタルシルバーメタリック
・ナッソーブルーメタリック-U
<トゥデイ・F>
・パールプロキオンブラック
・キャンディーアルジャブルー
・パールキャンサーホワイト
<トゥデイ・F スペシャル>
・パールツインクルブラック
●エンジン
扱いやすい空冷・4ストローク・OHC単気筒50ccエンジンを搭載。電子制御燃料噴射装置(PGM-FI※1)の燃料噴射装置と燃料フューエルポンプを新設計し、電子制御ユニット(ECU)のセッティングも変更。これにより中低速のトルクやエンジンタフネス性の向上を実現しています。また、寒い朝などの始動を容易にするとともに、バッテリーが完全に放電した場合でも、キックによって始動させることができます。
※1 PGM-FI(Programmed Fuel Injection System)は、Hondaの登録商標です
●主要装備
ガソリンの残量を表示する燃料計、容量22L※2のメットイン・スペース、盗難やいたずら抑止に効果的なシャッター付キーシリンダーなどを装備。使い勝手を高める充実した装備により、通勤・通学や買い物での使用など、幅広い用途に対応できるものとしています。
また、左のレバーを握るだけで前輪にも適度な制動力を配分するHonda独自の「コンビブレーキ(前・後輪連動ブレーキ)」を装備することで、安定した制動力を得ることを可能にしています。
※2 Honda測定値
●トゥデイ・F専用装備
・専用ロゴステッカー
・専用ボディカラー
・専用メーター
・専用レッグシールドカラー
・フロントカバーストライプ
・前後ブラックホイール
・ツートーンシート

★主要諸元

車名型式 JBH-AF67
トゥデイ
発売日 2011年2月25日
全長×全幅×全高(m) 1.695×0.630×1.030
軸距(m) 1.180
最低地上高(m) 0.110
シート高(m) 0.695
車両重量(kg) 79
乾燥重量(kg) -
乗車定員(人) 1
燃費(km/L) 73.0(30km/h定地走行テスト値)
登坂能力(tanθ) -
最小回転半径(m) 1.8
エンジン型式 AF70E
空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ
総排気量(cm3) 49
内径×行程(mm) 37.8×44.0
圧縮比 10.1
最高出力(kW[PS]/rpm) 2.8[3.8]/8,250
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 3.7[0.38]/7,000
燃料供給装置形式 電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)
始動方式 セル・キック併用式
点火方式 フルトランジスター式バッテリー点火
潤滑油方式 圧送飛沫併用式
潤滑油容量(L) -
燃料タンク容量(L) 4.6
クラッチ形式 乾式多板シュー式
変速機形式 無段変速式(Vマチック)
変速比 2.850~0.860
キャスター(度) 26°30′
トレール(mm) 71
タイヤサイズ 80/100-10 46J
80/100-10 46J

ブレーキ形式 機械式リーディングトレーリング
機械式リーディングトレーリング
懸架方式 テレスコピック式
ユニットスイング式
フレーム形式 アンダーボーン

※製造事業者/新大洲本田摩托有限公司 製造国/中国 輸入事業者/本田技研工業株式会社

※「トゥデイ」「トゥデイ・F」「トゥデイ・F スペシャル」の諸元内容は同一です。