2015年7月7日
■ドゥカティ、2015年上半期に史上最高の台数を販売
イタリア・ボローニャに本拠を置くドゥカティは、ここ5年間で好調な販売を継続してきているが、2015年の上半期には前年比22%増となる32,600台を世界で販売。史上最高記録を達成した。上半期の中では6月の販売台数が最も多く、前年同月比60%増となる7,400台を納車したという。新たなブランドとして投入された「スクランブラー」は1月から6月の間に世界で9,000台を販売するヒット作となったが、この成功が今回の実績に大きく貢献しているようだ。
販売は全ての国で増加。前年比で最も販売台数を伸ばしたイタリア(+51%)を筆頭にスペイン(+38%)、英国(+36%)、ドイツ(+24%)、フランス(+23%)の順に。6月は先日お伝えした日本では500台以上、北米では1,900台以上を販売し、月間販売記録を達成した。
ドゥカティ・モーターホールディング最高経営責任者(CEO)クラウディオ・ドメリカーリのコメント
「2015年上半期の販売記録は、過去2年間の大きな努力によって支えられています。スクランブラー、ムルティストラーダ、1299パニガーレといった製品は、お客様の夢を現実のものとするため、日々献身的に仕事に取り組んできた非常に才能溢れる従業員によって生み出されました。この素晴らしい成長は、3か所の生産工場と11の子会社を通じて90か国以上でモーターサイクルを販売する、世界的ネットワークを運営してきたチームワークの結果です。私は、このチームを大変誇りに思っています。もちろん、私たちのお客様を熱狂させてきた、レース部門のドゥカティ・コルセの影響も大きな要因となっていることは言うまでもありません」