ディオ/ディオ チェスタ/ディオ・スペシャル 154,350円/161,700円/154,350円(2月25日発売)

★ホンダ ディオ/ディオ チェスタ/ディオ・スペシャル 車両解説

「ディオ」がエンジンまわりの一部改良とスペシャルモデルを限定発売

’88年1月に発売されて以来、ホンダの原付スクーターのメイン機種となったディオシリーズ。これまで数々の変遷を経てきているが、最大の変化は2001年3月の水冷4ストロークエンジンの採用だろう。この時点で2ストロークディオは307万台(2001年2月末現在)の大ヒットモデルとなっていた。

そして4ストロークディオとなってからのエポックは、2003年11月、“グローバルネットワーク”を生かして中国の新大洲本田摩托有限公司の生産となったディオをラインナップに加えたことで、エンジンもこのモデルから空冷4ストロークに変更された。現在ディオは全て中国製となっている。

2011年モデルでは、ディオ、ディオ チェスタのエンジンのPGM-FIとECUをより扱いやすく、を目的に改良。また新色各1色を新たに設定。

さらに昨年の“グレー・メタリック”に引き続き、今年は“ブラック・バージョン”といえる特別色のディオ・スペシャルを1,000台の限定で発売する。

ディオに新たに設定された新色、パーアルアメジストパープル。
ディオ。継続色のキャンディーアルジャブルー。
ディオ。継続色のデジタルシルバーメタリック。
ディオ。継続色のパールプロキオンブラック。
ディオ。継続色のパールキャンサーホワイト。
ディオ チェスタ。新たに設定された新色スウィートバイオレットメタリック。
ディオ チェスタ。継続色のペルセウスブラウンンメタリック。
ディオ チェスタ。継続色のパールコットンアイボリー。
ディオ・スペシャル。パールツインクルブラック。シャンパンゴールドカラーのホイールやゴールドカラーのロゴステッカーを装備。

★HONDAプレスリリースより (2011年2月18日)

原付スクーター「ディオ」シリーズを一部改良し発売 専用カラーリングの「ディオ・スペシャル」を限定発売

Hondaは、スタイリッシュなデザインと充実した装備で人気を得ている「ディオ」と、ディオをベースに車体一体型の大型フロントバスケットを採用した「ディオ チェスタ」を一部改良しました。また、特別なカラーリングを施した「ディオ・スペシャル」を1,000台の台数限定で、それぞれ2月25日(金)に発売します。

●ディオ/ディオ チェスタ

車体色に、ディオはパールアメジストパープルを、ディオ チェスタはスウィートバイオレットメタリックを新たに設定。また、エンジンの熟成を図り、より扱いやすいモデルとしました。使い勝手のよい充実した装備とあわせて、通勤・通学やショッピングでの使用など、幅広い用途に対応できるものとしています。

●ディオ・スペシャル

車体色に、高級感のあるパールツインクルブラックを採用。シャンパンゴールドカラーのホイールやゴールドカラーのロゴステッカーを装備することで、特別感をさらに高めました。

●販売計画台数(国内・年間)
シリーズ合計 25,500台
●メーカー希望小売価格
ディオ 154,350円(消費税抜き本体価格 147,000円)
ディオ チェスタ 161,700円(消費税抜き本体価格 154,000円)
ディオ・スペシャル(台数限定 1,000台) 154,350円(消費税抜き本体価格 147,000円)
※価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません。

=ディオ/ディオ チェスタ/ディオ・スペシャルの主な特長=

●カラーバリエーション
<ディオ>
・パールアメジストパープル(新色)
・キャンディーアルジャブルー
・デジタルシルバーメタリック
・パールプロキオンブラック
・パールキャンサーホワイト
<ディオ チェスタ>
・スウィートバイオレットメタリック(新色)
・ペルセウスブラウンメタリック
・パールコットンアイボリー
<ディオ・スペシャル>
・パールツインクルブラック
●エンジン
扱いやすい空冷・4ストローク・OHC単気筒50ccエンジンを搭載。電子制御燃料噴射装置(PGM-FI※1)の燃料噴射装置と燃料フューエルポンプを新設計し、電子制御ユニット(ECU)のセッティングも変更。これにより中低速のトルクやエンジンタフネス性の向上を実現しています。また、寒い朝などの始動を容易にするとともに、バッテリーが完全に放電した場合でも、キックによって始動させることができます。
※1 PGM-FI(Programmed Fuel Injection System)は、Hondaの登録商標です
●主要装備
・安定した制動力を得ることを可能とした、Honda独自の「コンビブレーキ(前・後輪連動ブレーキ)」
・大きくて見やすいスピードメーターと燃料メーター
・フルフェイスヘルメットが入る容量22L※2のメットイン・スペース
・1.5Lのペットボトルも収納できるフロントインナーボックス
・盗難やいたずら抑止に効果的なシャッター付キーシリンダー
※2 Honda測定値
●ディオ チェスタの専用装備
・買い物に便利な車体一体型の大容量24L※3のフロントバスケット
・荷物積載時でもライトの光がさえぎられない、フロントバスケット下に配置したヘッドライト
※3 Honda測定値

★主要諸元

車名型式 JBH-AF68
ディオ〈ディオ チェスタ〉
発売日 2011年2月25日
全長×全幅×全高(m) 1.720×0.650×1.020
軸距(m) 1.180
最低地上高(m) 0.110
シート高(m) 0.695〈0.690〉
車両重量(kg) 81〈84〉
乾燥重量(kg) -
乗車定員(人) 1
燃費(km/L) 73.0(30km/h定地走行テスト値)
登坂能力(tanθ) -
最小回転半径(m) 1.8
エンジン型式 AF70E
空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ
総排気量(cm3) 49
内径×行程(mm) 37.8×44.0
圧縮比 10.1
最高出力(kW[PS]/rpm) 2.8[3.8]/8,250
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 3.7[0.38]/7,000
燃料供給装置形式 電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)
始動方式 セル・キック併用式
点火方式 フルトランジスター式バッテリー点火
潤滑油方式 圧送飛沫併用式
潤滑油容量(L) -
燃料タンク容量(L) 4.6
クラッチ形式 乾式多板シュー式
変速機形式 無段変速式(Vマチック)
変速比 2.850~0.860
キャスター(度) 26°30′
トレール(mm) 71
タイヤサイズ 80/100-10 46J
80/100-10 46J
ブレーキ形式 機械式リーディングトレーリング
機械式リーディングトレーリング
懸架方式 テレスコピック式
ユニットスイング式
フレーム形式 アンダーボーン

※〈 〉内はディオ チェスタのデータです。