2015年6月11日
■トライアンフが「ROCKET X」などニューモデル4機種を発売開始
トライアンフモーターサイクルズジャパンは、7月4日より、ニューモデル4機種を全国のトライアンフ正規販売店で発売すると発表した。トライアンフ「TIGER 800 XRT」、「TIGER 800 XCA」グレードの2機種、デビュー10周年記念限定車の「ROCKET X」、そしてデビュー21周年記念限定車、「Speed Triple R 94」だ。
トライアンフ TIGER 800 XRTおよびXCAグレードは、NEW TIGER シリーズの最上級グレードで、現在発売中のベーシックグレードのTiger 800 XR/XC、ミドルグレードのTIGER800XRx/XCxのさらに上に位置する最上級のグレードとして登場したもので、XRx/XCxを凌駕する装備や機能を有しており、ライダーの走りの満足感を十二分にみたすものと説明されている。具体的には、TIGER 800 XRxをベースに、CNC加工されたリアブレーキリザーバー、アルミ製ラジエターガード、改良版オルタネーター、3つ目の12V電源ソケット、ライダーとパッセンジャー用シートヒーター、グリップヒーター、タイヤ圧監視システム(TMPS)、アルミ製パニアレール、GPSマウントキット、LEDフォグランプが追加されているTIGER 800 XRTと、TIGER 800 XCxをベースにほぼ同様の内容が採用されたTIGER 800 XCAが登場した。
価格はTIGER 800 XRTが、1,599,000円(税込)、車体色はインテンスオレンジ、TIGER 800 XCAが、1,790,000円(税込)、車体色はマットカーキグリーンの各1色。
TIGER 800 XRT。 | TIGER 800 XCA。 |
世界最大排気量の量産バイクであるROCKET IIIのデビュー10周年記念限定車として「ROCKET X」を7月4日より全国のトライアンフ正規販売店で発売開始する。
このモデルは、ROCKET III Roadsterをベースとして、各コンポーネントをブラックアウトし、精悍さと引き締まった印象を与えるモデルとなっている。ちなみに全世界で限定500台、日本への導入はわずか21台となっており、1台1台にシリアル番号がサイドパネルのアルミビレット・ネームバッジに刻印される。
光沢感の強いグロスブラックに塗装され、グラインダーで削られたような印象を受けるデザインのシルバーストライプが車体全体を引き締めると共に、力強さもかもし出している。エグゾーストパイプ、マフラー、ハンドルバー、ミラーやオイルフィルターまでもがブラックにペイントされた。ホイールもブラック。価格は、2,730,000円(税込)、カラーはジェットブラックの1色。
ROCKET Xは、ROCKET III Roadster同様の2300cc水冷3気筒エンジンを搭載した世界最大排気量の量産車。 |
1994年に世界トップクラスの運動性能を持つ3気筒エンジンのストリートファイターとしてデビューを飾ったスピードトリプルの21周年を記念した限定車「Speed Triple R 94」が7月4日から全国のトライアンフ正規販売店にて発売開始される。
このモデルは、2015年モデルのSpeed Triple R をベースとして、デビュー当時の俊敏で鮮やかなイメージを彷彿させるレーシングイエローと、精悍で引き締まったジェットブラックが採用されたモデルで、日本限定34台での導入となるという。搭載されるコンポーネント、スペックはSpeed Triple Rと変わらず。
Speed Triple R 94。カラーはレーシングイエローとジェットブラックの2色。 |
■トライアンフコール TEL03-6809-5233 http://www.triumphmotorcycles.jp/