第31回 大阪モーターサイクルショー2015 春全開、バイク熱も全開、仲間と一緒に素敵な時間を過ごしまショー!

■撮影:依田 麗
■第31回 大阪モーターサイクルショー2015http://www.motorcycleshow.jp/

 春の東西モーターサイクルショーは、出展内容や来場者数など、その年の二輪業界を占うイベントと言える。その第1弾、「第31回 大阪モーターサイクルショー2015」 が3月20日(金)~22日(日)の3日間、インテックス大阪1・2号館で開催。

 今年は「CLUBモーターサイクル」をテーマに、コアターゲットに加え、新たに20代に向けて友達と一緒にバイクを楽しむ場所として様々な情報発信や取り組みを行い「バイクと過ごす幸せな1日」を体感してもらうことを目指したイベントに。そんなこともあり高校生は入場無料、18歳~22歳には特別割引入場券「若割U22」を導入するなど、若者へのアピールも行われている。

 また様々なブース展開に加え、トークショー、屋外イベントが行なわれる。注目は、国内4メーカーや輸入車メーカー各社が日本初公開モデルを多数出展していること。中でもホンダとBMWは、世界初公開モデル(ワールドプレミア)を持ち込んだ。

 それでは、各メーカー注目の出展車両を中心にご紹介いたしましょう。尚、翌週は「第42回東京モーターサイクルショー」 なので関東エリアの皆さんはそちらをお楽しみに!

HONDA

すっかりお馴染みとなった「バイクが、好きだ。」をキーメッセージに展開。ワールドプレミアは400ccのレジャーバイクだった。また「ゴールデンボンバー」を起用し、4月下旬より8年ぶりに二輪車CMを全国展開予定。彼らからのメッセージも発信された。尚、晩秋開催「東京モーターショー」にて将来の“CB像”を提案するモデルを出展予定であることも明らかとなった。

こちらで動画が見られない、もっと大きな画面で見たいという方は、YouTUBEの動画サイトで直接どうぞ。https://youtu.be/y-F5mYM0IFQ


BULLDOG

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大阪が世界初公開の場となった「BULLDOG(ブルドッグ)」は、バイクを使った楽しいレジャーの世界を提案するコンセプトモデル。CBR400R(NC47)などでお馴染みの水冷400cc・2気筒エンジンを搭載し、15インチのブロックタイヤ(フロント120/70-15、リア160/60R15)を履かせてシート高730mmという低重心フォルムに。その踏ん張っているような姿がネーミングの由来だ。燃料タンク両脇に小物入れスペースも確保。二輪R&Dセンター・デザイン開発室の濱田夏美さん(写真右)がデザインを、酒井明子さんがクレイモデルを担当。濱田さん曰く「アウトドアシーンで男女問わず楽しめるバイクを目指しました」とのこと。「今まで経験したことのない面構成を造形するのに苦労しました」とは酒井さん。現時点ではあくまでコンセプトモデルだが、ショーの反響によっては市販化もありうるという。

SFA

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昨年、インドネシアのショーでも出展された日本のR&Dセンターが企画したコンセプトモデルで、トラスフレームに150ccクラスの水冷・単気筒エンジンを搭載。左右に振り分けされ、シート下近辺から排出されるエキゾーストの形状がとてもユニーク。 コンセプトモデルだけにフロントには極太のSHOWA製倒立フォーク、リアにプロアームを採用し、ラジアルタイヤ(フロント120/70ZR17、リア150/60ZR17)という魅力的なアイテムを配備。こちらのモデルも一般公開される前から市販を望む声が多い。

CRF250 RALLY

CRF250 RALLY
CRF250Lをベースに、ダカールラリーを戦うホンダのファクトリーマシンをイメージ。ショーで一般公開される前からとても反響の高いモデルで市販化、もしくはキットパーツ販売を望む声は多い。詳細・動画はコチラ

RC213V-S

RC213V-S
MotoGPマシン「RC213V」のメカニズムを踏襲する“究極の公道仕様車”を目指した市販予定モデル。檀上ではあったが、サイドカウルが外されエンジンを公開。マルケジーニのホイールに履くタイヤはブリヂストン「RACING STREET RS10」で、サイズはフロント120/70ZR17、リア190/55ZR17。RC213V-S も詳細・動画はコチラ

トゥルー アドベンチャー

トゥルー アドベンチャー

トゥルー アドベンチャー

トゥルー アドベンチャー

トゥルー アドベンチャー

トゥルー アドベンチャー

トゥルー アドベンチャー
ダカールラリーを戦うファクトリーマシン・CRF450RALLYのレーシングテクノロジーを反映したオン/オフ・モデル。エンジンは1000ccの直列2気筒を搭載。来年、市販化される模様だ。ネーミングは「AFRICA TWIN」か!?。

その他、ホンダブース

その他、ホンダブース

その他、ホンダブース

その他、ホンダブース

その他、ホンダブース

その他、ホンダブース
ホンダブースではクロスランナーの用品装着車など、最新モデルを展示、ホンダドリーム・ブースではカラーオーダープランがスタートしたNM4も展示されていた。また、マルケス気分が味わえる撮影ブース、そして“実寸大マルケス君”も大阪に参上。