VT1300CX 1,404,000円(3月13日発売)
★ホンダ VT1300CX 車両解説
“ファクトリー・チョッパー”VT1300CXがニューカラーに
2009年11月、突如国内発売を開始して話題を集めたホンダの“ファクトリー・カスタム”VT1300CX。カスタム・ビルダー顔負けのハイネックスタイルに、新開発52度Vツインエンジンを搭載する本格的な“チョッパー”だった。アメリカではすでにその年の4月から発売されていたとはいえ、これほど個性的なクルーザーを国内にも導入するにはそれなりの戦略があった。それは、半年遅れで登場することになるVT1300CRとVT1300CSの存在なのだ。
VT1300CXはVT1300シリーズのアイキャッチャー、ショーモデル的な存在で、実際に多くのユーザーが乗りこなすであろうモデルは、後発のVT1300CRかVT1300CSで、VT1300CXは本物の“チョッパー好き”な方にどうぞ、という棲み分けだった。
VT1300CRはレトロ・クルーザー、そしてVT1300CSはクラシック・イメージを醸し出すVT1300CRと基本構成は同じものの、スリムなフロント周りからスリークなテールまで、軽快なナロータイプのボディを持ったストリートテイスト溢れるモデルとなっている。大型クラスのクルーザーでも3タイプの個性から選べる、というのがクルーザーへの根強い需要を表していると言える。
このVT1300シリーズは、2011年1月にほぼ全車カラーを一新して2011年モデルへと発展、2012年1月にもカラー設定の変更により2012年モデルとなっている。今回は久々のマイナーチェンジということで、車体色にキャンディープロミネンスレッドを新採用し、フレームをブラックに、前・後のアルミキャストホイールをマットグレーに仕上げ、引き締まったイメージとしている。また、継続色のグラファイトブラックも、フレームをブラックからグレーに、前・後のアルミキャストホイールをブラックからブラウンメタリックに変更することで、シックな中にも高級感を備えたモデルとしている。
★HONDA プレスリリースより (2015年3月6日)
大型クルーザーモデル「VT1300CX」のカラーバリエーションを変更し発売
Hondaは、洗練された独自のスタイリングと、鼓動感あふれる水冷・4ストローク・Ⅴ型2気筒1300ccエンジンを搭載した大型クルーザーモデル「VT1300CX」※1のカラーバリエーションを変更し、3月13日(金)に発売します。
今回、車体色に新採用したキャンディープロミネンスレッドは、フレームをブラックに、前・後のアルミキャストホイールをマットグレーに仕上げ、引き締まったイメージとしています。継続色のグラファイトブラックは、フレームをブラックからグレーに、前・後のアルミキャストホイールをブラックからブラウンメタリックに変更することで、シックな中にも高級感を演出しています。なお、タイプ設定を見直し、ABS標準装着タイプのみとしています。
メーカー希望小売価格(消費税8%込み)は、従来モデルに比べ64,800円低く設定しました。
VT1300CXは、フレームのハンドル支持部分を従来の位置より高く設定し、フロントホイールをより前方へ配置させ、フレームとエンジンの間に大きな空間を生み出す「ハイネックスタイル」を実現したクルーザーモデルです。2009年11月発売以来、趣味性を重要視するライダーに支持されています。
※1受注生産車
- ●販売計画台数(国内・年間)
- 100台
- ●メーカー希望小売価格(消費税8%込み)
- 1,404,000円(消費税抜き本体価格 1,300,000円)
- ※価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません
★主要諸元
車名型式 | EBL-SC61 | |
---|---|---|
VT1300CX | ||
発売日 | 2015年3月13日 | |
全長×全幅×全高(m) | 2.575×0.900×1.150 | |
軸距(m) | 1.805 | |
最低地上高(m) | 0.125 | |
シート高(m) | 0.680 | |
車両重量(kg) | 313 | |
乾燥重量(kg) | - | |
乗車定員(人) | 2 | |
燃費(km/L) | 27.0(60km/h定地走行テスト値) | |
登坂能力(tanθ) | - | |
最小回転小半径(m) | 3.7 | |
エンジン型式 | SC61E | |
水冷4ストロークV型2気筒SOHC3バルブ | ||
総排気量(cm3) | 1,312 | |
内径×行程(mm) | 89.5×104.3 | |
圧縮比 | 9.2 | |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 40[54]/4,250 | |
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 103[10.5]/2,750 | |
燃料供給装置形式 | 電子制御燃料噴射装置[PGM-FI] | |
始動方式 | セルフ式 | |
点火方式 | フルトランジスタ式バッテリー点火 | |
潤滑油方式 | 圧送飛沫併用式 | |
潤滑油容量(L) | - | |
燃料タンク容量(L) | 12 | |
クラッチ形式 | 湿式多板コイルスプリング式 | |
変速機形式 | 常時噛合式5段リターン | |
変速比 | 1速 | 1.900 |
2速 | 1.230 | |
3速 | 0.909 | |
4速 | 0.756 | |
5速 | 0.676 | |
減速比1次/2次 | 1.757/0.944×2.818 | |
キャスター(度) | 32°00′ | |
トレール(mm) | 92 | |
タイヤサイズ | 前 | 90/90-21M C54H |
後 | 200/50R18M/C 76H | |
ブレーキ形式 | 前 | 油圧式シングルディスク |
後 | 油圧式シングルディスク | |
懸架方式 | 前 | テレスコピック式 |
後 | スイングアーム式 | |
フレーム形式 | ダブルクレードル |