CB400 SUPER FOUR<ABS>Special Edition/SUPER BOL D’OR<ABS>Special Edition
860,760円/957,960円(2月27日発売)
★ホンダ CB400 SUPER FOUR<ABS>Special Edition/SUPER BOL D’OR<ABS>Special Edition 車両解説
上質で落ち着いた特別カラーが施されたCB400シリーズを限定発売
1992年4月の発売以来、多少の変動はあっても常に400クラスの販売をリードするポジションを維持してきたベストセラー“ヨンヒャク”CB400 SUPER FOUR。1991年の第29回東京モーターショーで参考出品された“CB1000SUPER FOUR”の弟分として「新しい時代にふさわしいホンダのロードスポーツはどうあるべきか」を徹底的に追求する“PROJECT BIG-1”により開発されたモデルだった。
その後、1996年3月にはサイレンサーを独立させた集合マフラーなど、よりスポーティなイメージが盛り込まれた“バージョンS”を発売。1996年12月には外観のマイナーチェンジとブレーキを強化。1999年2月には「HYPER VTEC」エンジンを搭載してフルモデルチェンジ。2002年1月には「HYPER VTEC SPECII」エンジンに発展。2003年12月には「HYPER VTEC SPECIII」、2005年3月にはハーフカウルを装備するバリエーションモデルのCB400SUPER BOL D’ORを追加。2007年12月には、さらに「HYPER VTEC Revo」エンジンへと発展して今日に至っている。
現行モデルは、2012年1月に主要諸元、メカニズムには変更無しでカラーバリエーションのみを変更したものだ。また、同時にCB400SUPER FOURとSUPER BOL D’ORシリーズに、受注期間限定で特別仕様が発売されている。ブラックをベースに金のグラフィックをあしらったモデルで、マイナーチェンジと同時に特別仕様を発売するのは、2011年2月の時と同じパターンだが、この時は受注期間限定ではなく、各500台と台数限定の販売だった。
2012年11月には、CB400/CB1000に始まる「プロジェクト BIG 1」の20周年を記念したスペシャル・エディションが発売されている。赤/白ボディをベースに、エンジンをシルバーに、ブラックホイールの採用、フロントブレーキディスクハブもブラックに、そして20周年を記念したオリジナル・ステッカーや立体ウイングエンブレムの採用などが行われた。一番最近では2014年3月に、約7年ぶりとなるボディ周りのデザイン変更が行われた。新デザインのサイドカバー、リアカウルなど採用し、スタイリッシュな外観に磨きをかけたことと、CB400 SUPER BOL D’ORでは、新たにLEDのヘッドライトを採用した新形状のフロントカウルが装着され、さらに精悍なスタイリングとなった。
今回は、この新型CB400シリーズをベースに、専用のパールコスミックブルーの車体色、前後アルミキャストホイールとシリンダーヘッドカバーにはブロンズゴールドカラーを採用するなど、上質感を高めた特別カラー・バージョンが登場した。
★HONDA プレスリリースより (2015年2月20日)
特別カラーの「CB400 SUPER FOUR<ABS>Special Edition」と
「CB400 SUPER BOL D’OR<ABS>Special Edition」を限定発売
Hondaは、ロングセラーのロードスポーツモデル「CB400 SUPER FOUR」シリーズに、上質感のある特別カラーを採用した「CB400 SUPER FOUR<ABS>Special Edition」と「CB400 SUPER BOL D’OR<ABS>Special Edition」を設定し、受注期間限定※1でそれぞれ2月27日(金)に発売します。
今回採用した特別カラーは、光の当たり方でさまざまな印象を与える深みのあるパールコスミックブラックを主体色としています。また、キャンディーアザリンレッドのストライプを施すことで、上質で落ち着いたイメージを演出しています。なお、前・後のアルミキャストホイールとシリンダーヘッドカバーにはブロンズゴールドカラーを採用することで、特別感のある1台としています。
【その他の特別仕様】
・ブラックアルマイト加工のスイングアーム
・ブラックの前・後ブレーキキャリパー
・ダークシルバーのリアサスペンションリザーバータンク
・燃料タンクに立体エンブレムを採用
CB400 SUPER FOURは、1992年4月に初代モデルを発売。CB400 SUPER BOL D’ORを、2005年3月にタイプ追加しました。その後モデルチェンジを経ながら、2014年4月には、両モデルともに外観の変更や各部の熟成を図り発売しました。豊富なバリエーションで幅広いお客様から支持されているロングセラーのロードスポーツモデルです。
※1 受注生期間は、2015年2月20日(金)から2015年6月8日(月)まで
- ●販売計画台数(国内・年間)
- 500台
- ●メーカー希望小売価格(消費税5%込み)
- CB400 SUPER FOUR<ABS>Special Edition
- 860,760円(消費税抜き本体価格 797,000円)
- CB400 SUPER BOL D’OR<ABS>Special Edition
- 957,960円(消費税抜き本体価格 887,000円)
- ※価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません
★主要諸元
車名型式 | EBL-NC42 | |
---|---|---|
CB400 SUPER FOUR〈SUPER BOL D’OR〉 | ||
発売日 | 2015年2月27日 | |
全長×全幅×全高(m) | 2.080×0.725×1.080〈1.160〉 | |
軸距(m) | 1.410 | |
最低地上高(m) | 0.130 | |
シート高(m) | 0.755 | |
車両重量(kg) | 200〈203〉 | |
乾燥重量(kg) | - | |
乗車定員(人) | 2 | |
燃費(km/L)※2 | 31.0(60km/h定地走行テスト値) | |
登坂能力(tanθ) | - | |
最小回転小半径(m) | 2.6 | |
エンジン型式 | NC42E | |
水冷4ストローク直列4気筒DOHC4バルブ | ||
総排気量(cm3) | 399 | |
内径×行程(mm) | 55.0×42.0 | |
圧縮比 | 11.3 | |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 39[53]/10,500 | |
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 38[3.9]/9,500 | |
燃料供給装置形式 | 電子制御燃料噴射装置[PGM-FI] | |
始動方式 | セルフ式 | |
点火方式 | フルトランジスタ式バッテリー点火 | |
潤滑油方式 | 圧送飛沫併用式 | |
潤滑油容量(L) | - | |
燃料タンク容量(L) | 18 | |
クラッチ形式 | 湿式多板コイルスプリング式 | |
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | |
変速比 | 1速 | 3.307 |
2速 | 2.294 | |
3速 | 1.750 | |
4速 | 1.421 | |
5速 | 1.240 | |
6速 | 1.130 | |
減速比1次/2次 | 2.171/2.933 | |
キャスター(度) | 25°05′ | |
トレール(mm) | 90 | |
タイヤサイズ | 前 | 120/60ZR17 M/C 55W |
後 | 160/60ZR17 M/C 69W | |
ブレーキ形式 | 前 | 油圧式ダブルディスク |
後 | 油圧式シングルディスク | |
懸架方式 | 前 | テレスコピック式 |
後 | スイングアーム式 | |
フレーム形式 | ダブルクレードル |
※〈 〉の数値はCB400 SUPER BOL D’OR。
※2 燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。使用環境(気象、渋滞など)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります。