2015年1月16日 

■定地走行燃費は原二スクーターでトップの57.9km/L! 新型Dio110、eSPエンジンを搭載して間もなく発売

新型Dio110

 1月16日、ホンダの新型原付スクーター「タクト」の発表会場にて、新型Dio110もお披露目された。

 2011年に「NSC110」として発表、欧州などでは「Vision」、日本では「Dio110」の名で発売されたグローバル・モデルは、14インチの大径タイヤによる安定性の高い走りが定評のベーシック・スクーター。4年振りの一新となり、今回はアセアンを中心としたグローバル・モデルとして展開されるという。

 新型の特徴は、新設計となる空冷eSPエンジンを搭載していること。既に展開されている50&125ccのeSPエンジン同様、扱い易い動力性能と環境性能の向上を目指したもの。もちろん、アイドリングストップ機能も備わる。110cc版は低コストを目的に空冷となっている。

 スタイルなどは従来モデルを踏襲しているが、足元スペースを拡げたことで18リットルのポリタンクが無理なく載せられるようになったという。

 日本には新型Dio110として近日中に発売予定。燃費は60km/hの定地走行で57.9km/Lと従来モデルを大幅に上回っている。尚、新型Dio110の生産は新型タクト同様、ベトナム工場が担当する。

スタイルは従来モデルのイメージを踏襲しながら、新エンジンを搭載するなど機能が大幅アップ。