2014年12月19日 

■インドネシア・チームが7度目の栄冠「第11回 ヤマハ アセアン カップ レース」

 2003年、アセアン地域でのモータースポーツの普及・振興などを目的にスタートした「ヤマハ アセアン カップ レース」が12月6・7日の2日間、インドネシアのセントゥール・インターナショナル・サーキットで開催された。

 今回はストリートスポーツ「YZF-R15」によるST15 クラス、スポーティアンダーボーン「JUPITER Z1」を使用するMT クラス、インドネシアで7 月に導入されたスーパースポーツ「YZF-R25」によるST25 クラス(エキシビションレース)を設定。インド、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイから51 名、日本からは特別参戦の6名が各クラスに分かれて激戦が展開される。チーム別総合結果では、インドネシアが通算7 度目のアセアンNo.1 に輝いた。

 イベントにはMotoGP に参戦するホルヘ・ロレンソ、ポル・エスパルガロに加え、日本からは大崎誠之、中冨伸一、加藤義昌がゲストとして参加。デモ走行などが行われ、多くの来場者にモータースポーツの魅力を伝えた。

 また、会場では子ども向けの安全乗り方教室、トライアル競技のデモなどを地域と一体となって開催。国境や年齢、性別を超えて二輪車の可能性や魅力を訴求し、新たなヤマハファンを着実に増やしているという。



7度目の栄冠を獲得したインドネシア・チーム。

YZF-R15による激戦のST15クラス。


子供を対象とした安全乗り方教室「キッズYSRS」。 ホルヘ・ロレンソがYZF-R25でデモ走行を披露。