2014年12月19日 

■スポーツモデル系の150ccエンジンとワイドタイヤなどを採用した「Exciter T150」をベトナムで発売

 ヤマハは、150ccエンジンを新設計の軽量フレームに搭載し、スポーティライディングも楽しめる新製品「Exciter T150(エキサイターT150)」を、2014年12月からベトナムで発売すると発表した。製造、販売はベトナムにあるヤマハのグループ会社、Yamaha Motor Vietnam Co., Ltd.が担当する。

 この「Exciter T150」は、“The King of The Streets”のコンセプトのもと、10代後半~20代前半の男性をターゲットに開発し、徹底した軽量設計により150ccながらヤマハの現行Exiter T135(135cc)よりも軽量ボディに仕上げたモデルだ。街中での力強い加速性や軽快なハンドリングにより、スポーティな走りを望むターゲット層のニーズに応えるという。

スポーツモデル系の150ccエンジンとワイドタイヤなどを採用した新型アンダーボーン「Exciter T150」。ベトナム市場向けモデル。

 主な特徴は、1)150ccスポーツモデル系エンジンをベースに吸排気系を専用設計したFIエンジン、2)軽快な走行性に貢献する軽量フレーム、3)新製法のダイキャスト技術による軽量アルミダイキャストホイールとリア120mmワイドタイヤ、4)スーパースポーツ、YZF-R1のエッセンスを折り込んだスポーティで新しいアンダーボーンのスタイリングなど。

 ヤマハは、2005年に4ストロークアンダーボーンモデルに初めて水冷エンジンを搭載した「Exciter T135」を投入、2011年には細部を熟成させた2代目の「Exciter T135」に発展し、いずれもスポーティな走りで若者に幅広い支持を得てきている。3代目となるこの「Exciter T150」は、所得向上に伴いユーザー嗜好が多様化する中、よりスポーティな乗り味を求めるニーズに応えるべく開発したモデルだ。価格は4,499万ドン(RC仕様、日本円にして約25万円)、販売計画は発売から1年間(ベトナム国内)で17万台を予定している。

■ヤマハ http://www.yamaha-motor.co.jp/