●文-武さん ●写真-koji kawanami・Take San
なぜ前編と後編に分かれたのか。答は簡単。ここからはレースの話ではなく、単に観光旅行だから。 |
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結構な観光客です。 | 潮吹きの入口のゲート。 | |
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観光馬車は町中でよく見かける。 | ミサンガを器用に作る少年。 |
ここで、メキシコに行く予定ある方にひとつ注意を。
もうひとつ余談を。 |
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町中に沢山ある止まれの標識。 | よく壊れなかった(踏まれなかった)。 | |
この日は夕方まで、エンセナダでホームデポに行ったり、その隣のモール街をうろうろしたりして過ごした。アメリカ資本の店が進出してはいるが、まだまだ客は少ない。こんなところにも所得の差が現れている。 夕方にエンセナダを出発して、ロスに向かう。ティファナで間違って高速道路を降りてしまい、道に迷いながらなんとかボーダーに到着したが、そこで並んだ車列が間違っていた。事前申請で許可を得た人が並ぶラインに入ってしまったのだ。イミグレの若い担当官はパスポートを見ながら、「しょうがない日本人だな……」みたいな感じで、処理に手間取っていると上司らしい人が現れ「訳の判らん奴は、強制処分だ」みたいな事を言われた。ボンネットにBCSだったかCBSだったかの看板をつけられて、パスポート5人分をワイパーにはさまれて、次のゾーンへ誘導される。 ここでしばし待機。周りの車はボンネットを開けたり、トランクを開けたり、荷物の中を詳細に調べられたりと結構厳しい検査を受けている。両手を後ろに回して手錠をかけられTシャツの若者が連行される。これはちょっとやばいんじゃねー。係官の目つきも尋常ではない。 |
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この後はハイウェイを北上し、途中のサービスエリアで仮眠でもと思ったのだが、車内で5人の仮眠には無理があるので、ハイウェイをおりて、モーテルへ。小さいがアメリカの映画に出て来る様な典型的なモーテルで、部屋は奇麗で特にベットの寝心地は今回のホテルの中では最高だった。 |
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映画に出て来る様なモーテル。夜中に隣の部屋から銃声とかが聞こえてきそうな雰囲気がたまらない。 | ||
翌朝はピアの先端のレストランで朝食を摂り、ロスのモトフープスに戻り、マシントラブルの原因究明を行う。コンロッドのサイドメタルが粉々になって大端部が焼き付いていた。エンジンオイルは規定量が入っていたので、寿命かな? |
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マシントラブルの原因究明中。プラグにはアルミの細かな粉が? クランクは経年劣化によるサイドメタルの焼き付きか? | ||
翌日は、MSRのショップに行ってみた。 |
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来年一月から開始されるスーパークロスに向けてマシン制作も佳境でした。 | ||
この日の夜というか、翌日の午前0時10分、LAX発のANA機で日本に戻る。 という事で無事日本に帰ってきました。 おしまい。 |
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[レース本番の前編へ] ●武さんが読めるのは本誌だけ!?
[CRF250Fでサハリンを走る] |