BW’S 232,200円(12月5日発売)
★ヤマハ BW’S 車両解説
「Tough mover for commuting like compact SUV!」3代目BW’Sに新カラー
’88年4月、ヤマハが投入した50ccスクーター「BW’S」は、ワイドタイヤや、余裕あるサスペンションストロークなどオフテイストのユニークな外観、そして快適な乗り味などから、「遊び心いっぱいのスクーター」として人気を獲得。国内ばかりか、フランス、イタリアを中心に欧州でも根強いファン層を築き上げてきた個性派モデルだ。
初代モデル誕生から10年、1998年5月には「遊び心」のマインドはそのままに、新たにヘルメット収納トランク、フロントディスクブレーキ、オフテイストを演出するヘッドライトガードやアンダーガードなどを装備し、同時に最新スクーターとしての優れた基本性能を随所に盛り込んで製品化された2代目へと発展している。このモデルから生産は、Yamaha Motor Taiwan Co.,Ltd(台湾ヤマハ)で行われるようになった。
そして2012年10月、3代目となるBW’Sが発売された。初代のBW’Sが備えていた「遊び心いっぱい」のイメージを現代に再現しながら、走行性、収納性、環境性能等をさらにバランスよく発展させた製品となっているという。ちなみに開発コンセプトは「Tough mover for commuting like compact SUV!」。
環境対応の4ストローク単気筒SOHC3バルブエンジンを搭載。グリップ特性に優れ、存在感・タフネス感を醸し出す120mm幅広ファットタイヤを新デザインのキャストホイールと組み合わせた。また前輪には180㎜径のウェーブ形状ディスクブレーキを採用、キャリパーは個性的なレッド塗装に。ゆとりあるライディング姿勢に貢献する幅広バーハンドルとゆったりとしたシート、フットスペースを確保。またテール部には、リアキャリアと一体式のスタンディングハンドルも採用した。シート下のヘルメットボックスの容量は約23リットルを確保。また、フロントにはインナーポケットと折りたたみ式コンビニフックも設定。その他、オフテイストのゼッケン風メーターカバー、ハンドルと別体式にしたスポーティなメーターパネル、盗難を抑止するキーシャッターなどを採用していた。
今回は、この3代目BW’Sにニューカラー&グラフィックが採用された。新色の「マットチタン」は、サイドカウルに「BW’S」のロゴ入りのラフなブラッシュパターンをあしらい、足回りのブラック処理と相まって、凝縮感、タフネス間を演出するという。人気のディープパープリッシュメタリックC(ブルー)の方は基本色を継続し、新たに前後ホイール、フロントフォーク、フロントキャリパー、リアキャリア一体式スタンディングハンドル等をブラック仕上げとしてタフなストリート感を強調している。
★YAMAHA プレスリリースより (2014年12月5日)
ストリート感を印象づけるニューカラーを設定
「BW’S(ビーウィズ)YW50F」カラー&グラフィック変更
ヤマハ発動機株式会社は、2灯式ヘッドライトやファットタイヤなどを採用した50ccスクーター、「BW’S」のカラーリング及びグラフィックを変更した2015年モデルを2014年12月5日より発売します。
2015年モデルは“タフ&コンパクトSUV”をコンセプトに、タフなストリート感を演出するカラー&グラフィックとしました。新色は「マットチタン1」で、サイドカウルには「BW’S」ロゴ入りのラフなブラッシュパターンをあしらい、足回りのブラック処理と相まって凝縮感、タフネス感を演出しました。
人気の「ディープパープリッシュブルーメタリックC」(ブルー)は、基本色を継続し、新たに前後ホイール、フロントフォーク、フロントキャリパー、リアキャリア一体式スタンディングハンドル等をブラック仕上げとしタフなストリート感を印象づけました。
「BW’S」は、扱い易くパワフルな水冷・FIエンジンを搭載し、ファッショナブルなスタイリングと優れた走行性、実用性などを調和させたモデルです。なお、本製品の製造はヤマハモーター台湾で行います。
- <名称>
- 「ビーウィズ YW50F」
- <発売日>
- 2014年12月5日
- <メーカー希望小売価格>
- 232,200円(本体価格215,000円、消費税17,200円)
- メーカー希望小売価格(リサイクル費用含む)には、保険料、税金(除く消費税)、登録などに伴う諸費用は含まれません。
- <カラーリング>
- ■マットチタン1(新色)
- ■ディープパープリッシュメタリックC(ブルー)
- <販売計画>
- 1,000台(年間、国内)
- ※お問い合わせは、「ヤマハ発動機お客様相談室(フリーダイヤル0120-090-819)」へ。
- 「BW’S」フィーチャーマップ
- ・クリアレンズ採用フラッシャー
- ・2灯式ヘッドライト
- ・※ブラックアウターチューブ
- ・※ブラックキャリパー
- ・ウェーブ形状ディスクブレーキ
- ・※ブラックホイール
- ・グリップ特性に優れたファットタイヤ(前後とも120/90-10)
- ・シート開閉なしで給油可能な給油口(4.5リットル容量)
- ・幅広バーハンドル
- ・シート下ヘルメットボックス(容量約23リットル、形によって収納できないものもあります。)
- ・※ブラックのキャリア一体式スタンディングハンドル
- ・ブラッシュパターンでタフなイメージを強調したサイドカウル(マットチタン)
- ・ブラックのコイルスプリング
- ・水冷・4ストローク・SOHC・3バルブ
- ・始動性、燃費性に優れるFI
★主要諸元
車名型式 | JBH-SA44J | |
---|---|---|
ビーウィズ YW50F | ||
発売日 | 2014年12月5日 | |
全長×全幅×全高(m) | 1.885×0.730×1.095 | |
軸距(m) | 1.280 | |
最低地上高(m) | 0.115 | |
シート高(m) | 0.770 | |
車両重量(kg) | 92 | |
乾燥重量(kg) | - | |
乗車定員(人) | 1 | |
燃費消費率(km/L)※1 | 58.0(国交省届出値 定地燃費値 30km/h 1名乗車時)※2 | |
51.4(WMTCモード値 クラス1 1名乗車時)※3 | ||
登坂能力(tanθ) | - | |
最小回転半径(m) | - | |
エンジン型式 | A320E | |
水冷4ストローク単気筒SOHC3バルブ | ||
総排気量(cm3) | 49 | |
内径×行程(mm) | 38.0×43.5 | |
圧縮比 | 12.0 | |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 3.0[4.0]/8,000 | |
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 3.7[0.37]/6,000 | |
燃料供給装置形式 | フューエルインジェクション | |
始動方式 | セルフ式(キック併用) | |
点火方式 | T.C.I.(トランジスタ式) | |
潤滑油方式 | 強制圧送ウェットサンプ式 | |
潤滑油容量(L) | 0.8 | |
燃料タンク容量(L) | 4.5 | |
クラッチ形式 | 乾式遠心シュー | |
変速機形式 | Vベルト式 | |
変速比 | 無段変速 | 2.927~0.902 |
減速比1次/2次 | 1.000/13.782 | |
キャスター(度) | 26°00′ | |
トレール(mm) | 84 | |
タイヤサイズ | 前 | 120/90-10 57J |
後 | 120/90-10 57J | |
ブレーキ形式 | 前 | 油圧式シングルディスク |
後 | 機械式リーディングトレーリング | |
懸架方式 | 前 | テレスコピック |
後 | ユニットスイング | |
フレーム形式 | バックボーンタイプ |
※1:燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値。使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります。
※2:定地燃費は、車速一定で走行した実測の燃料比率。
※WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果からの計算値。