2014年11月10日 

■アジア太平洋地域のライダーを育成! 2015年「スズキ・アジアン・チャレンジ」開催

 スーパースポーツ600(SS600)、アジアドリームカップ(CBR250Rワンメイク・レース)、アンダーボーン(130cc)の3クラスが行われているFIMアジアロードレース選手権が2015年、設立20周年を迎える。これを機に、既に発表済みの「250ccオープンクラス」に加え、「スズキ・アジアン・チャレンジ」が新カテゴリーとして開催されることが発表された。

 ロードレースの世界最高峰・MotoGP復帰のタイミングで設立されたという「スズキ・アジアン・チャレンジ」は、スズキがアジアで生産する「FU150」(写真)を使用する150ccワンメイク・レース。将来、MotoGPで活躍できるアジア太平洋地域のライダー育成を主眼においたスズキのライダー育成プログラムだ。

 このプログラム、20年以上の長きに渡りスズキからロードレースに参戦・活躍してきた“ゆっき~”こと加賀山就臣(写真左)が監督・運営。また「スズキ・アジアン・チャレンジ」は全世界のライダーが参戦し、腕を磨くことが可能なオープンなカテゴリーにもなっている。

 尚、加賀山はSS600クラスにもチームを創設、チーム監督に就任することが発表されている。

加賀山就臣のコメント
「チャンピオンはすぐには生まれません。世界のステージに立つ前には厳しいプロセスが待っています。成功に早道はなく、『スズキ・アジアン・チャレンジ』からステップアップして来るライダーたちが世界で戦えるライダーになれるようにするのが自分の役目だと思っています。チームを率いる者として、このデビューはとても楽しみにしていますし、アジアからの若いライダーが世界で活躍するのを見届ける日が来るのを楽しみにしています」