YZ250FX　777,600円

★ヤマハ YZ250FX　車両解説

YZ250Fベースの“エンデューロレーサー”YZ250FXを発売

ヤマハの4ストロークモトクロッサー、YZ250Fシリーズをベースに、国内でも人気の高まっているエンデューロレースに向けて開発された競技専用モデルとしてYZ250FXが登場した。

ヤマハライダーにとって待望のモデルといえるこのYZ250FXは“モトクロッサーYZのDNAを引き継ぐ次世代エンデューロレーサー”をコンセプトに開発されたという。最大の特徴としてはYZ250Fにセルフスターターを装備したことで、また、エンデューロ競技に向けて細部に数々の仕様変更などが行われている。

具体的には、エンジン面でF.I.セッティングの変更とエンジン懸架ブラケットの仕様の最適化が行われ、ラジエターにはファンが追加されている。ミッションも5速から6速へと変更され、変速比のワイドレシオ化も行われた。足回りでは、サスのセッティングの見直しが行われ、リアタイヤは18インチに変更、タイヤも前後にエンデューロ用タイヤが装着される。サイドスタンドとエンジンガードの追加も行われた。

★YAMAHA プレスリリースより　（2014年10月17日）

エンデューロレース向けのセルフスターター付き競技専用モデル
「YZ250FX」新発売

ヤマハ発動機株式会社は、国内でも気軽に参加できることで人気のエンデューロレースに適した競技専用モデルの新製品「YZ250FX」を2014年12月5日より予約期間限定（期間受注生産）にて発売します。

「YZ250FX」は、モトクロス競技用のYZ250F をベースに、“モトクロッサーYZのDNAを引き継ぐ次世代エンデューロレーサー”をコンセプトに開発。セルフスターターを装備することで競技中の再始動を容易にするとともに、エンデューロ競技向けに仕様を変更しました。とくに近年人気のクロスカントリー※タイプのエンデューロレースでの走破性をポイントに開発しています。

YZ250Fからの主な変更点は、①メインスイッチレスシステム採用のセルフスターター追加、②変速比のワイドレシオ化（5速→6速化）、③FIセッティング、④エンジン懸架ブラケットの仕様最適化、⑤サスペンションセッティング、⑥リアタイヤ18インチ化（前後エンデューロ用タイヤ）、⑦サイドスタンド、エンジンガード装備、⑧ラジエターファン追加などです。なお、サイレンサーはYZ250Fタイプを採用しています。また、同梱の“Power Tuner”を使用すれば、さまざまな走行状況や好みに応じ、FIセッティング調整を容易に楽しめます。

本製品は「ヤマハオフロードコンペティションモデル正規取扱店」にて販売します。

※クロスカントリー：自然の地形を利用した広大な敷地でのオフロードレース。

＜名称＞

「YZ250FX」

＜発売日＞

2014年12月5日

＜車両本体販売価格＞

777,600円（本体価格 720,000円／消費税57,600円）

＜カラーリング＞

■ディープパープリッシュブルーソリッドE（ブルー）

＜販売計画＞

200台（年間、国内）

　

※予約受付期間は、2015年2月28日までとなっています。

※本モデルは、国土交通省の認定を受けていませんので、ナンバープレートを取得できません。また道路を走行できません。道路を走行すると道路交通法及び道路運送車両法の違反となります。私道、寺の境内、海辺、堤防上、農道、林道など道路の形態を整えていないところでも、人や車が自由に出入り出来るところは道路とみなされます。

※保証（クレーム）の対象外製品となります。

「YZ250FX」フィーチャーマップ

・セルフスターター装備（キック併用）

・メインスイッチレスシステム

・専用セッティング倒⽴式サスペンション（YZ250Fタイプ）

・電動ラジエターファン

・水冷・4ストローク・4バルブ・FIエンジン（YZ250Fベース、エンジンオイル0.9→1.1L）

・専用FIセッティング・6速ミッション

・専用クラッチ（フリクションプレートの摩擦材、スプリング、プッシュレバー、オイル孔仕様などを最適設計）

・大容量ACM

・バイラテラルビーム・フレーム（YZ250F型を継承・エンジン懸架ブラケットの仕様最適化）

・シールチェーン

・18インチホイール＆タイヤ

・サイドスタンド

・エンジンガード

・FIセッティングが容易にできる「Power Tuner」対応（同梱）

★主要諸元