2014年10月14日 

■マルク・マルケスが2連覇達成! 「ロードレース世界選手権 MotoGP 第15戦 日本GP」

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2014年10月12日(日)
MotoGP 日本グランプリ(栃木県・ツインリンクもてぎ)
天気:晴れ~曇 り
観客数:70271人

 MotoGPクラスはディフェンティングチャンピオンのマルク・マルケスが 開幕から10連勝、もてぎまでに11勝 と快進撃を続け、ランキング2位のダニ・ペドロサ、3位のヴァレンティーノ・ロッシよりも前でゴールすればチャンピオンが決まるというラウンド。

 マルケスはこのレースウィーク、金曜日の1回目のプラクティスで転倒、土曜の予選もコースアウトするなどアタックに失敗し、フロントローを逃し2列目グリッドからのスタートとなりました。

MotoGPクラス決勝。

 決勝、スタートを決めたのはヴァレンティーノ・ロッシ、2番手にはホルヘ・ロレンソ、アンドレア・ドビツィオーゾ、ダニ・ペドロサと続き、マルケスは5番手。

 4ラップ目の90度 コーナーでロッシをパスしてロレンソがトップに立つと、その差を徐々に広げていき、2位のマルケスに1.6秒 の差をつけ、トップを守り切って今季2勝目をあげた

 マルケスは3ラッ プ目にペドロサをパスし、9ラップ目にドヴィツィオーゾをパスして2番手のロッシに迫り、激しい攻防戦が繰り広げられましたが、16ラップ目にパスするとそのまま23ラップ走りきりチェッカー。

 チャンピオンシップの獲得ポイントはマルケスは312P、 ロッシ230P、ペドロサ230Pとなり、3戦を残して2度目のチャンピオンに!

 日本人では、ワイルドカード参戦の中須賀克行選手が12位、 青山博一選手が13位とポイントを獲得。

ホンダが地元もてぎでタイトルを決めたのは今回初。 ホルヘさん、目線ゴチです。 本田技研 二輪事業本部長との“W青山”ショット。
Moto3クラスはマルケスの弟、♯12アレックスが優勝。日本勢はスタート直後の1コーナーでアクシデントに巻き込まれる(左が大久保、右の青いバイクが山田)。


Moto2クラスはルティが優勝。負傷・長島哲太は代理スポット参戦・小山の傘持ち。

 Moto2クラスは予選2番グリッドのトマス・ルティがホールショットから1度もトップを譲ることなく優勝。日本人勢は中上貴晶が13位、負傷した長島哲太の代役でスポット参戦の小山知良が23位、高橋裕紀が26位。


 Moto3クラスはワイルドカード参戦の大久保光、山田誓名がともにスター ト直後の1コーナーで転倒リタイヤ。レースは最終ラップにマルク・マルケスの弟、アレックス・マルケスが前の2台を抜き去り今季3勝目でランキングトップをキープ。

(レポート&撮影:楠堂亜希)