30年以上の歴史(第1回は1981年)を誇り、社会的にも広く認知された燃費競技。鈴鹿、桶川、日本自動車研究所(谷田部)と大会会場は移り変わり、第17回(1997年)大会より舞台はツインリンクもてぎに。“ホンダ エコノパワー燃費競技大会”の大会名は、第30回(2010年)を機に“Honda エコ マイレッジ チャレンジ”に改められた。 そして第34回を迎えた今年も、スーパースピードウェイのオーバルコースを舞台に、中学生から社会人、海外からのエントラントによって“静か”ながら熱い戦いが行われた。 ホンダ製4ストローク50ccエンジンを使った車両で好燃費を目指す、というのが基本ルールだが、ニューチャレンジクラスは同じホンダ製でも50cc以上150cc以下の4ストロークエンジンをベースとするため学生、一般を問わず参加でき 、タイやベトナム、中国といった海外からのエントリーも多い。 尚、スーパーカブやモンキー、エイプ、はたまたスクーターのDioといったホンダ製4ストローク50ccエンジンを搭載した車両で気軽に参加できるクラスは、昨年までの「市販車クラス」から今年から「二輪車クラス」に名称が改められている。 MotoGPやF1とは速さこそ異なるものの、“究極”を求める姿はエコ マイレッジ チャレンジも共通。しかも、そんな世界に中学生から飛び込むことができるというのも面白い。この大会、とてつもなく製作費用がかかっていそうなものから、そうでないものまで、各チームのアイデアが詰め込まれた参加マシンを見ているだけでも楽しい。 |
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